鹿肉カレー作ってみました! | もっと使って!深層水!

もっと使って!深層水!

北海道の積丹半島の西側の付け根にある岩内町で、
沖から深層水を汲み上げ、岩内海洋深層水として
皆さまに提供しています。

やっと春が来ました。
私にとって初めての岩内の春です。
厚手のコートを納戸にしまい、
スニカーで明るい空の下に出ると、
少し風が肌寒いですが、
これまでの数ヶ月間凌いできた
厳冬の風雪を思うとむしろ、
冷たい空気が爽やかに感じられます。

今日、人生初めての鹿肉カレーを作ります。
セイコーマートに赤ワインを買いに出かけました。
たくさんの種類のワインが安く買えるので
料理好きには助かります。

岩内で鹿肉のお裾分けをいただくのはこれが3度目。鹿の頭数や被害が増えている状況は全国どこも同じですが、都会で暮らしているときにはまずお目にかかることはなく、山間部の道の駅で鹿肉のレトルトカレーを見る程度のお付き合いでした。

お裾分けの最初の2回は、獲ったばかりということだったので、2回とも醤油におろし生姜たっぷりのお刺身でいただきました。その昔、大分の友人を訪れたとき、馬と鹿の刺身が皿に半分ずつのった「馬鹿刺し」なるものを食べて美味だったことを思い出し、家でも生姜をたっぷりまぶして、野生の生肉を食しました。おろしたての生姜が効いてて、臭みもクセもなく、しかし肉を食べているという感覚はかなり強烈ですね。

今回は、いただいた方曰く、
熟成した肉だから刺身はやめとけ、
だったので、昔見かけた鹿肉カレーを
作ろうと考えたわけです。



まずは鹿肉の掃除。
大きな筋や膜が肉に入り込んでいて、
口に入れたくないという気持ちから、
きれいにお掃除。
それから、火を通すと臭みが出る?という心配から、
岩内深層水の高ミネラル塩水で全体を浸し、
余分な水分を捨ててから赤ワインに漬け込みました。

今晩、たまねぎやカレー粉と炒めて、
生姜やにんにくをたっぷり入れて
煮込みに入ろうと考えています。
ちょっと不安ですが、
強い香辛料や煮込む時間を工夫して
美味しく食べるレシピの開発気分です。
激辛が好きなので他の人は食べられないかも。
でも、肉の量が2kg近くはあるので
誰かに食べてもらわないと片づかない...
日本の田舎ではたった今、
大勢の人が同じようなこと考えているかも。
(笑)