人間の命は儚きもの… | 広島葬儀 広島家族葬 広島直葬 お一人様の葬儀 株式会社安芸葬祭・家族葬エキキタホール…広島市東区、府中町の葬儀社です

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皆さんこんにちは。安芸郡府中町から平成30年6月に広島東区山根町に移転しました安芸葬祭のブログです。
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どうそ宜しくお願い申し上げます。

「人間って…あっけないんですね」


病院の霊安室で、亡くなられた奥様を見つめながら、ご主人がフッと語られた。


これには思わず…返す言葉が見当たらない。




奥様は数時間前まで、とても元気だったらしい。


いつもの様に台所で家事をされ、ちょうど主人が帰宅し、まさにいつもの自然な光景であった。


それが数分後…まさかの出来事が襲った。


着替えを終えた主人は、台所で起こった現実に目を疑った。




すぐに救急車を呼び病院へ搬送しされたが、その甲斐なく帰らぬ人となられた。



「何が起こったのか…不謹慎かもしれませんが、涙ひとつ出ないんですよ」と語るご主人。


この様な時…我々葬儀社の人間も正直辛いものがある。


またこの様な境遇に置かれる人に限って、夫婦仲が非常に良いだけに…葬儀がより深い悲しみに暮れる。




多くの人は、生きていることが当たり前に思っているのかも知れない。


しかし…人間は生きているのでなく、生かされているだけである。


だから寿命というものがある。



学ぶこと、働くこと、結婚すること、離婚すること、お金持ちになること、貧乏になること、五体満足なこと、障害を持つこと、感激すること、悲観すること…多くのことが人生にはあるが、最期に平等に訪れるのは、この世から去ることである。


一人でも多くの人が、「あっけない」運命をたどることなく過ごしてほしいが、人生…何が起こるかわからない。