葬儀は何が起こるのかわからない・・・ | 広島葬儀 広島家族葬 広島直葬 お一人様の葬儀 株式会社安芸葬祭・家族葬エキキタホール…広島市東区、府中町の葬儀社です

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皆さんこんにちは。安芸郡府中町から平成30年6月に広島東区山根町に移転しました安芸葬祭のブログです。
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どうそ宜しくお願い申し上げます。

父が亡くなる前から、葬儀は急いで行わず、日をおこう…」と家族で意思統一を図りました。


ご近所の方にも、その旨報告し 葬儀は田舎で行うと伝え、会葬やお悔やみは自宅の方で受付させていだきました。



私の友人には、事前に父の容態が悪いことを伝えていた関係で訃報連絡をいれ・・・「葬儀は父の田舎で行うから参列は控えてほしい」 と伝えました。


葬儀社関係にも控えていたのですが、思わぬことが起きました。


父が亡くなり2日後・・・同業者で仲良くしていた方が、突然来社されました。


彼は勘のいい男で、会社の社員の態度や私の何気ない仕草から異変を感じ取ったようです。


彼は私に・・・相談に来ていたのですが、普段の私と比較し 何か違うと思い私に語りました。「つかぬこと聞くけど、今日のあんた何かおかしいね・・・」

私は一瞬、ドキッとして、彼に事実を話そうとしましたが、飲み込みました。


その後、彼が帰ったあとに・・・社員が 「社長が亡くなったこと伝えたのですか?」と、聞いてきました。


私は・・・「いや、伝えていない」と言うと、社員は言いました。


「今回は、あそこには伝えた方がいいでしょう。その方が今後のためにも・・・」


私は父の葬儀は、社内の人間で何とかなる・・・と、思っていました。


みんな葬儀のプロだし、身内で行うんだから・・・と、軽い気持ちでいました。


しかし社員の方は、私より葬儀の重み ・・・を感じていたようです。



私はすぐに・・・先ほどの同業者の友人に連絡を入れました。


彼は驚き、すぐに予定をキャンセルし、私の元に引き返してくれ、私に葬儀の意向を聞き取り、関係各位への対処など細かく指示してくれました。


そのとき・・・(普段であれば、私がお客さんにしている何でもないこと。しかし、身内に不幸があり喪主になれば、ここまで判断力が鈍るのか・・・)と、実感したものです。


そして、友人たちや社員の助言で、気がつくとそれなりの人々へ伝わり、私もいつの間にやら父の友人へ連絡を入れたりして、当初の予定より大幅な変更を強いてしまい、父の伯父や従兄弟から苦言を呈されたものでした。(笑)・・・つづく





このとき感じたのは、家族葬で行います・・・と語っていたご家族が、色々な関係に伝えてしまい、当初の予定と大幅な変更を強いられるケースでした。


葬儀は・・・参列人数が大きなカギを握ります。


会葬供養品や通夜菓子に弁当などの飲食関係。それらが当初予定と変更になることはよくあることです。


しかし、ご遺族からその旨が葬儀社に伝わっていなと、その場で大変失礼なことが起こります。


葬儀社としては非常に困ることなのですが、私の経験から言うと・・・


ご遺族には責任はありません。


ナゼなら・・・ご遺族はそれどころでない精神状態だからです。


葬儀社はプロ・・・


そこまでの配慮があって、はじめて良い葬儀社なんだろうと、父の葬儀を通じて思いました。