源氏物語ゆかりの地・平安宮跡地巡り[京都市上京区] | オレンジの普通でHappyLife♪

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2015年7月に主人の転勤で大阪へ。
その後は埼玉(東京勤務)→金沢→埼玉(東京勤務)→金沢→大阪と毎年引っ越し転勤生活。
いつまで住めるかわからないので、後悔なく転勤先を楽しみたいです♪

お店のある辺りはかつて平安宮(大内裏)があった場所で、歴代の皇居が置かれた場所でした。

平安時代のメインストリートだったのは朱雀大路。
正門の朱雀門から平安京の入口となる羅城門まで南北に約4㎞にもなる通りで、現在の千本通りになります。
道幅は84mもあったそうで、かなり広い道だったんですね。

 

大内裏の主な施設


主な施設跡に石碑などが建っているので巡ってみました。
平安宮跡内裏跡(内郭回廊跡)


発掘調査で内裏西面内郭回廊跡の一部が見つかったそうです。
この下に保存されているのかな。

平安宮内裏弘徽殿跡
現在は、平安宮内裏の宿と言う一棟貸しの町家を活用した宿泊施設が建っています。


通りの向かいは、清涼殿跡。

築約120年の町家6棟をリノベーションした宿。
こちらの町家が建つ場所は、かつて承香殿があった場所。


この町家はアマニ油を買った山中油店が所有する建物で、リノベーションや普段のお手入れも山中油店の自然塗装油で行っているそう。



引き続き跡地を巡ります。


平安宮内裏綾綺殿跡

ここにレストランがあったようですが、今年1月に閉店したそうで残念。



平安宮内裏宜陽殿跡

平安宮内裏紫宸殿跡
現在は小田政酒店が建っています。


向かいは、平安宮内裏承明門跡。
かつらぎと言う大阪ガスの住設機器特約店でした。


こちらは介護施設。
かつて登華殿があった場所で、一条天皇皇后・藤原定子などが居住していました。
大河ドラマ「光る君へ」では高畑充希さんが演じていますね。
清少納言は藤原定子に仕えていて、『枕草子』冒頭部分の「春はあけぼの」の光景はここから眺めた景色だそう。
なんか鳥肌!!

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる 雲のほそくたなびきたる。」
現在この場所から紫立ちたる雲は見えないと思いますが、千年以上前にここで書かれたとはなんとも感慨深いですね。


記事は下書きをしてアップしていますが、後程アップする予定の記事に書いたことを先にコメントで頂いたりすることがあり、偶然に驚きますキラキラ

昨日は2人の方のコメントでそうでしたお願い