四国八十八ケ所86番札所志度寺参拝~志度城(24.3.13) | オレンジの普通でHappyLife♪

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2015年7月に主人の転勤で大阪へ。
その後は埼玉(東京勤務)→金沢→埼玉(東京勤務)→金沢→大阪と毎年引っ越し転勤生活。
いつまで住めるかわからないので、後悔なく転勤先を楽しみたいです♪

続いて、四国八十八ヵ所第86番札所の志度寺へ。
境内に入る前から空気が変わった気がしました。
 
仁王門(重要文化財)と五重塔
 
四国八十八ヵ所は四国にある空海(弘法大師)縁の88か所の仏教寺院の総称です。
八十八箇所、お四国さん、本四国などとも言い、四国八十八箇所を巡礼することを四国遍路、遍路と言います。四国八十八ヶ所霊場会では四国巡礼や四国巡拝などとも言うそう。
俳句の春の季語で、地元の人々は巡礼者をお遍路さんと呼び、親切にすることをお接待と表現します。

阿波国(現:徳島県)の霊場は「発心の道場」で23か寺、土佐国(現:高知県)の霊場は「修行の道場」で16か寺、伊予国(現:愛媛県)の霊場は「菩提の道場」で26か寺、讃岐国(現:香川県)の霊場は「涅槃の道場」で23か寺が、88の霊場寺院の内訳です。

 

本堂(重要文化財)
 
五重塔
 
志度寺は真言宗善通寺派の寺院で、山号は補陀洛山、院号は清浄光院、御本尊は十一面観音菩薩。
創建は推古天皇33年(626年)と伝わり、海洋技能集団海人族の凡園子(おおしそのこ)が霊木を刻み、十一面観音像を彫り、精舎を建てたのが始まりとだそう。
その後藤原不比等が妻の墓を建立し死度道場と名づけ、不比等の子が志度寺と改めました。
海女の玉取り伝説にちなむ海女の墓

『藤原不比等は唐より授かった面向不背の珠という宝珠を沖で龍神に奪われた。これを取り戻すためこの地の海女に後に藤原房前となる子を産ませた。その海女は龍神の棲む龍宮へ向かい我が子と引き換えに宝珠を取り戻して亡くなる。不比等は薗子尼が建てた堂の傍らに海女の墓を造り弔った。その後大人になった藤原房前は当地に訪れ母の供養のために千基の石塔を建立したと伝わり、残った一部の20基余が海女の墓だそう』

 
閻魔堂 県指定有形文化財
 
大師堂
 
 
 
 
 
主人の御朱印↓
 

 

塔頭寺院の自性院常楽寺には、平賀辺内のお墓があります。

ですが、源内が実際に葬られている墓は東京都板橋区にある総泉寺の橋場墓地(台東区)で、ここのお墓は平賀家および地元の人間が源内を悼み弔うための参り墓とされているそうです。

 
確かに、平賀源内のお墓にしては寂しい汗
 
近くに志度城跡もあったので行ってみましたが、石碑などがあるだけの寂しいお城跡でした。
案内板によると、室町時代に築城されたお城で、天正10年に長宗我部元親により落城したが、江戸時代には庄屋や政所が置かれていたそうです。
近くにはお堀もあったそうですが、現在周りは畑になっていて遺構は確かめられませんでした。
 
琴電志度線の始・終着駅である琴電志度駅。
かなり歴史を感じる駅舎でした。
 
 
全然乗客がいなかったので心配になりましたあせる
 
琴電にはラインカラーがあり、路線図や車両の色が統一されています。
琴平線は黄色、長尾線は緑、志度線はピンクでした。
 
今日から4月、新年度の始まりですね。
新しい生活が始まる方、頑張ってくださいね!
私は3連休だし(その後4連勤。。。)、お天気もいいうちに大物の洗濯をしたり、春を感じにお散歩したりしたいな音譜