ヨドコウ迎賓館の雛人形展[兵庫県芦屋市] | オレンジの普通でHappyLife♪

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2015年7月に主人の転勤で大阪へ。
その後は埼玉(東京勤務)→金沢→埼玉(東京勤務)→金沢→大阪と毎年引っ越し転勤生活。
いつまで住めるかわからないので、後悔なく転勤先を楽しみたいです♪

金曜日は、あずきさん・あゆぞうさんと芦屋へお出掛けしてきました。
 
以前あずきさんが行っていたヨドコウ迎賓館に一度行ってみたいねと話していて。
ちょうど雛人形展雛人形をやっていたので、HPから予約をして行ってきました。

雛人形展期間中は日時指定予約・定員制となっています。

 

ヨドコウ迎賓館へはライト坂を上って行きます。

迎賓館の設計者フランク・ロイド・ライトから名付けられたのでしょうね。

 
結構早く到着したので笑
開くまで色々話していたらあっという間だった照れ
 
国の重要文化財の指定を受けているヨドコウ迎賓館は、F.L.ライトが山邑家(灘の酒造家8代目山邑太左衛門)の依頼を受け1918年に別邸として設計。F.ライトが帰国後の1924年に、彼の弟子である遠藤新、南信らによって建設されたそうです(パンフレットより抜粋)。
 
あずきさんとあゆぞうさんがいるのは車寄せ。
 
昭和22(1947)年に淀川製鋼所の所有となり、社長邸や独身寮として使われ、平成元(1989)年から淀川製鋼所迎賓館として一般公開されています。
大谷石を使った外壁が素敵ですね~
大谷石と言ったら栃木で採れる石として有名ですが、主人は中学生の時に社会科見学移動教室で採掘場に行ったことがあるそうです。

 
入館料は通常と同額のままの500円でした。
 
 
2階応接室
壁の上には小窓がドアの形で設けられています。
 
大谷石で作られた暖炉が素敵でしたキラキラ
ライトは「建物自体のどっしりした石積みの奥で、赤々と燃える炎を見つめるのは心安まるものである」と言っていたそう。
 
飾り銅板がまたいい雰囲気キラキラ
植物の葉をモチーフとしていて、建物内の随所にありました。
形だけでなく色も自然のグリーンに近づけるため、わざわざ銅に緑青(ろくしょう)と呼ばれるサビを発生させているんだそう。
建物に一層落ち着きを与えていますね。
 
あずきさんが一番好きだという、3階の廊下。
自然光が入って優しい明るさに心が落ち着きます。
もうちょっと日差しが入る日の方がよりいいかな?
 
大好きなお花(実?)の、フォックスフェイスが。
 
3階家族寝室(復元家具)
現在竣工当時の家具は1つも残っていないのですが、竣工時はこの建物にあわせて設計された家具が複数置かれていたそう。
こちらのお部屋は復元家具を置いているようですが、お部屋の雰囲気を壊すことなくとても落ち着く空間になっていました。
こんなお部屋でのんびり過ごせたら幸せなだろうな~
 
4階食堂
 

天井には三角形の小窓たくさん。

この小窓は換気と同時に光が射し込み、夜には星空が眺められるそう。

 
バルコニー
食堂から外に出られるようになっていたので出てみました。
北側には六甲山が・・・
 
南側には海がうっすら見えました。
 

食堂の屋根は台形になっていて大谷石や飾り石がまた独特の雰囲気。

屋根には煙突もあってまた面白い照れ

 
この飾りは何なんだろう?
意味はないのかも知れないけれど、どうしてこういうデザインなのか気になる~
 
建物内の随所にお花が活けてあってとても素敵だった乙女のトキメキ
 
F.L.ライトがデザインしたテーブルスタンド「TALIESIN」がいくつか置かれていました。
タリアセンは、ウェールズ語で「輝ける額」という意味だそう。
 
肝心のお雛様は撮影禁止だったのですが汗
貴重なものが観れたのは良かったです。
 
このレンガ擁壁は2016年から行った保存修理工事の際に発見されたものだそう。
調べてみると竣工当時から存在するものとわかったそうです。

 

雛人形展は2月10日~4月7日まで開催しています。

 

まだまだ続きます音譜