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近畿地方は早々と梅雨入りました
京都に住むようになって
感性が研ぎ澄まされる時間が増えました
写真は
高台寺の横を走るねねの道
と
並行する西側の通りが下河原通り
その二本の道を繋ぐ石塀小路
明治末期から大正時代にかけて作られた
京都では比較的新しい
京都の情緒漂う小径です
ここに入った途端
何故か時間がタイムスリップしたような
懐かしいような
不思議な感覚を覚えます
コロナ前は
住人が迷惑するほどの人々が
訪れていましたが
今はひっそりとしていて
まるでコロナに翻弄されている
この世とは全く関わりないような
密やかな佇まいを保っています
雨の祇園下河原はしっとりと
匂蕃茉莉の甘い香りに包まれ
それはそれは美しい風情なのです