人生においての試練
長男の小学校の卒業式もいよいよ明日です私は結婚してからなかなか子どもが授からず、不妊治療を始めてから四年たって長男を出産しました。不妊治療はお金も精神的にも体力的にも辛かったですが、どうしても子どもが欲しかったので頑張れました。そこまでして欲しかった子どもですが、長男は赤ちゃんの頃からずっと泣いてばかり、嘔吐もしょっちゅう、とても手のかかる子でした。保育園に行くようになっても登園が嫌で車から降りず、抱きかかえて無理やり連れていったこともありました。『この子が泣かずに登園できるようになるのは年中くらいだと思いますよ』と二歳児の担当の先生に言われてこっそり泣きました。小学校に行ってからも感想文が書けません、教科書が出せません、着替えが遅すぎます、市の支援を受けてはいましたがそこに通っていたからといってなかなか改善はされませんでした。よく神様は乗り越えられる試練しか与えないといいますが、病気から重い障害になってしまった知り合いのお子さんもいます。何でこんなに切ないことが起きるんだと思うこともあります。私が長男のことで悩んでいるとき、職場の先輩が言いました。どんなに順風満帆に見える人でも長い人生の中、どこかどこかで苦労したり挫折したりする期間があるのかもねとてもスッと自分の中で呑み込めました。明日はここまで頑張ってきた長男を誇りに思い、堂々と卒業式に出席したいと思います(きっと誰も写真撮ろう!って言ってくれないだろうけど、、そんなことも気にしません)