池波正太郎作「仕掛人・藤枝梅安」 | たいやき☆ロックンロール

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アニメと漫画と音楽、最近はカメラを持って写真を撮るのが日々の楽しみです。
気まぐれに色々書き散らしております。

少し前に社内旅行で「仕掛人・藤枝梅安」のDVDを見たと話しましたが


あれからもう一度、あの作品と他のシリーズも見たいと思ってまして



ちなみに私は「借りる」より「買う」派なので、お財布の事情により今すぐはDVDを購入できずにいたのですが、先日ブックオフでこちらを見つけたので買っちゃいました



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新装版 仕掛人・藤枝梅安
1巻「殺しの四人」
2巻「梅安蟻地獄」



DVDで観たのは「梅安蟻地獄」ですが、それぞれ表題作の他にも作品が掲載されていまして


いわゆる短編小説ですね。

私が好きな「公事宿事件書留帳」シリーズも短編小説ですが、こちらは京都を舞台に民事事件や刑事事件(公事宿が今でいう弁護士事務所なので)を描いたもの


「藤枝梅安」は江戸を舞台に「世の為にならぬ輩を闇に葬る仕掛人」

事件が起こってからではなく仕掛人梅安が信頼する仲介者を通して依頼人の殺しを引き受けることから物語が始まります


つまり梅安がプロの「殺し屋」であることを知る裏社会の人物がいる点は「仕事人」とは少し違いますよね


池波正太郎の作品は「鬼平半科帳」や「剣客商売」などの名作もドラマ化されてますが原作を読むのは初めてです

映像では感じることのできない「仕掛人」の世界観もまた、「人間臭い」魅力あふれる作品で一遍読み終えるとすぐ次が読みたくなる作品です



そんなわけなので

アメブロ、ちょっとおさぼりがちになるかも~(笑)


藤枝梅安も、ちょいと惚れたくなるいい男ですよ