朝日新聞社 社説より転載 | 等身大で書く若造社長☆奮闘記

等身大で書く若造社長☆奮闘記

狙うは、やんちゃな紳士♪(笑)
なんにでも挑戦するやんちゃな子供心と、
人を思いやる紳士な気持ちを持ち合わせた
人間に俺はなりたい♪♪

までの、リアル奮闘記(笑)

俺たちの中学・高校時代は尾崎と長淵とブルーハーツを聞いて育った気がする。

よくわからないけど、何か大きな力や、押し付けられる何かから自由になりたいって思ったりしてた。

ほんとに思ってたのか?それがカッコいいと思ってただけなのかは今はわからないけど(笑)


まぁこの頃の気持ちがどこか根っこにあって、

大企業でぬくぬくと生きるような人生を歩みたくないと思った。

納得いかないことに、うなずかざるをえない人生を歩みたくないと思った。


ってこんな話は今はいいんだけど。。。


何より衝撃的なのは!!

あれから20年たったの?!!

ってこと(笑)


以下、朝日新聞社 社説より転載

成人の日に―尾崎豊を知っているか

 ああ、またオヤジの「居酒屋若者論」か、などと言わずに、聞いてほしい。

 キミが生まれた20年前、ロック歌手・尾崎豊が死んだ。その時のオヤジより少し下の26歳。雨中の追悼式に、4万人が長い長い列を作ったものだ。

 新聞には「高校を中退し、自由を求めて外に飛び出した彼の反骨精神が、僕を常に奮い立たせていた」と投書が載った。

 彼が「卒業」「15の夜」といった曲で歌ったのは、大人や社会への反発、不信、抵抗。恵まれていないわけじゃないのに、「ここではない、どこか」を探し、ぶつかり、傷つく。

 その心象が、若者の共感を呼んだ。尾崎の歌は高校の教科書にも採用されたほどだ。

 ところが最近は、うんざり顔をされることが多いらしい。

 オヤジと同世代、精神科医の香山リカさんは毎年、大学の授業で尾崎豊を聴かせ、感想を問うてきた。ここ数年「自己中心的なだけじゃないか」「何が不満かわからない」と、批判的な意見が増えているという。

 教室に居並ぶのは、親や世の中に従順な若者たち。キミと同い年なら、石川遼くん?

 でも、就活の道は険しいし、滑り落ちたら、はい上がるのは難しい。時代は、尾崎のころよりずっとずっと生きづらい。

 だけどキミたちは「自分にスキルが欠けるから」と、どこまでも謙虚だ。格差も貧困も「自己責任さ」と、受け入れてしまっているようにみえる。

 尾崎豊はどこへ行ったのか。

 あの時の尾崎と同じ26歳、気鋭の社会学者、古市憲寿さんには「オヤジよ、放っておいて」と言われそうだ。

 近著「絶望の国の幸福な若者たち」では、20代の7割が現在の生活に満足している、との調査結果を紹介している。過去40年で最高だ。

 将来の希望が見えないなか、未来を探すより、親しい仲間と「いま、ここ」の身近な幸せをかみしめる。そんな価値観が広まっているという。

 なるほどね。いくら「若者よもっと怒れ」と言っても、こんな社会にした大人の責任はどうよ、と問い返されると、オヤジとしても、なあ……。

 でも、言わせてもらう。

 私たちは最近の社説でも、世界の政治は若者が動かし始めたと説き、若者よ当事者意識を持てと促した。それだけ社会が危うくなっていると思うからだ。

 だから、くどいけれど、きょうも言う。成人の日ってのは、そんなもんだ。

 ともあれ、おめでとう。