「カチッ」
原田がクローゼットの取手に指を掛けた。
その間もシュンの舌は、吸い付くように纏わり付いたままだった。
スーーッと少しだけドアが開いた。
外から漏れる光りが、僕の局部を吸い上げるシュンの綺麗な髪に・・・
もう僕は、精神が限界に近ずいてしまったのだと思う。
シュンの口の中に勢い良く飛ばしてしまった。
こんなに興奮?した事はない。
せっかくムサシの為に、溜めていたのに・・・
もう僕は、シュンに咥えられたままで腰が抜けそうになった。
駄目だ、終わった・・・・・・
その時、ムサシの声がした。
「原田さん。バイクのチューニングが終わりましたよ」
「おおっ、判った」
原田は、少しドアを開けたままで、ムサシの方に返事をした。
「はやく見て下さいよ!」
「随分速いね、ムサシ」
「だって、別に悪い所なんか無いじゃないですか?」
「そうか?なんか加速が悪いんだけど?」
「・・・・・それは、チューニングのせいじゃないです。バイクが古過ぎるんです」
「それを、いっちゃー御終いよーー」
原田はそう云うと、クローゼットのドアを閉めた。
「バタンッ」
原田達とムサシが、部屋から出て行く音がする。
完全に腰が抜けてしまって、クローゼットに背を預けたまま動けない。
シュンは、僕の残滓を搾り取って「ゴクッ」と音を立てて飲み込んだ。
僕は、スッカリ腰から力が抜けてしまって、ぺタリとクローゼットの中に座り込んでしまった。
「祐?滅茶苦茶興奮したんだね。凄い勢いだったよ?」
「・・・・・・・・」
なにも言い返す力が湧いて来なくて・・・・・
クローゼットの中に座り込んだままだった。
だけど、そのままじゃ済まなかった。
クローゼットの外から、ムサシの声がした。
「祐?みんな帰ったぞ。出て来いよ」
「カチッ」
クローゼットの取手に指を掛けた音がした。