BL小説(東京編 Ⅱ) 43 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

(今回は、ムサシの視線で書きます)

クローゼットのDoorを開けると・・・・なんてこった!



一瞬で、何が起こったか理解できた。

クローゼットに逃げ込んだ祐とシュンが、どうしてそうなったのか?

シュンが、逃げられない祐(ひろ)に手を出したのだろう・・・・

弄ぶように追い詰めて搾り取ったに違いない事は、すぐに判った。

祐は両手で顔を隠して、何も云えないで座ってる。

短パンが、膝から下まで降ろされて・・・・クローゼットに籠もった匂い。

男なら、誰でも判るこの匂い。


これだったのか!



俺はこんな時に、そんな事を思ってしまった。

シュンが俺達に接近して来てから、ずっと考えていた。


シュンを俺達に近ずけているのは何なのか?


無意味な存在なんか、何処にも居ない。

ちょっとした出会いにも、必ず意味が在る。

これは、俺が体験して来た事に云える事だ。



こう云う事だったのかも、知れない。

俺は、不思議と腹が起たなかった。

綾川さんの時は、あんなに腹が起ったのに、不思議と今回は腹が起たなかった。

それは、祐がシュンを愛しているわけでは無いと、知っているからなのか?

それとも、祐とア〇ルセ〇クスしたい衝動を抑えきれない自分が、何かを知っているのか?




俺は、祐とア〇ルセ〇クスをしたい。

その衝動は、もう抑え難くなっている。

祐はその事を、よく判っているのだろう。

俺を見る眼に怯えの色が見える。



それはないだろう。祐?

それが、俺のいつわざる気持ちだ。

だって、こうなるように仕向けたのは誰だ?

祐が行動を起さなかったら、俺達がこうなっていた確率は低い。

今なら、俺にも判る。祐の行動が何を目的にしてたのか?

俺にペアの食器をプレゼントした癖に、俺に先に告白させて・・・・ハァーー。



なあ祐?何時までも同じままじゃ要られないんだぜ?

それを、判らせてあげようか?