BL小説(東京編 Ⅱ) 19 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

ムサシを見ながら、菅原は考えていた。

”面白い!この男は面白い。。。。だいたい、こんな話を理詰めで解決なんか、できるはずがないんだ。”

”しかも、理詰めで云ったら絶対に負けるに決まっている。男が男に惚れた話だからな。”

”それを、一気にひっくり返した。まあ、もしかしたら、無意識かもしれないけど。でも、それを思いつく

のと、思いつかない奴とは比較にならない。祐(ひろ)は面白い奴を見つけたもんだ。”

”それに、祐の顔に迷いがなくなった。”

そうなのです。それから、祐はゆっくりと話し出したのです。

「綾川さんは、僕にキスもしてくれなかった」

綾川「ひ・ろ・・・・」

「綾川さんに好意を持っている事は、絶対知ってるはずだったのに、キスもしてくれなかった」

綾川「・・・・」

「僕にキスをするという事は、どういう事なのかは、判るけど」

「キスをして欲しかった」

「でも、それは昔の話。。。」

「僕はムサシに出会って、変わってしまった」

「綾川さんと、ムサシは全然違う男だった」

「もしかしたら、ムサシに憬れているのかもしれない」

「ムサシのようには、絶対なれないから。。。」

「でも、それでもかまわない。。。。」

「僕の中の火炎は、本物だと想う。。。。」


「今は、ムサシといっしょに燃え尽きたい」