「皆さんは、なにか勘違いをしているようです」
綾川「どういうこと?」
「俺は、祐を手放す気は、まったくありません。祐が何と言おうとです。絶対に手放しません」
祐、綾川、菅原「エッ?」
「絶対に手放さないと。俺が、昨日決めたんです」
綾川「。。。」(言おうとしたけど、ムサシが手真似でそれを止めた)
「もし、何か言おうと思ったら、それなりの覚悟ちゅうもんをして貰います」
ムサシはそう言うと、近くの林檎を右手にとって「グシャッ」と握り潰してしまった。
「こんな事を、理屈で解決する気は、俺には全くありません」
「昔から、女房は力尽くでもさらってきたんです。チンギスハンもそうだ。俺は、祐をかっさらってでも、一緒に暮らします」
祐、綾川、菅原は面喰らってしまって、言葉も無かった。
確かに、この三人で、こんな展開を考えた人は居なかったに違いない。
暴力的なことは、嫌いな三人なのだ。。。。