直感は鋭いほうなのに、それでも鈍感な私は、後になって「あれはこういう意味だったんだ」と分かることがしばしばある。
例えば、今は亡き父と、父の故郷である滋賀県の墓参りに行ったときのことだ。お墓の前で、手を合わせるや否や、雨が降ってきた。
宮大工だったひいおじいちゃんが建てた泉神社でお参りすると、やはり雨が。極め付けは、私がどうしても行きたかった弁天様と龍神様の島、琵琶湖に浮かぶ竹生島に渡ったときのことだ。
竹生島が見えてくると、今度がすさまじい雨が降った。「なんでかなあ」とその時、思ったが、あまり考えなかった。
それが、ネットとかで見てみると、神様からの歓迎の証らしい。浄化の意味もあるとか。ああ、呼ばれたのかもしれないなあと思った。
それが、私と父と夫で行った、最後の旅になってしまった。父は親戚にすべて手土産を渡してあいさつを済ませ、先祖の墓にも手を合わせることができた。これもお導きなのだろう。それから、父はがたがたっと崩れるように病気になってしまった。すい臓がんだから発見は遅いし、すでに分かったときは末期だった。
さらに、熊本県に出張したときに行った幣立神社だ。地元の人から「あの神社はすごい」と教えられ、行ってみたら、すごかった。特に水神様の祠で手を合わせたら、やはりにわか雨が降ってきた。カメラを持っていたのに、撮る気になれなかった。祠の前で拝んだ後、帰りの飛行機に乗ろうと空港に行ったら、磁場が狂ったのだろうか。チケットが通らなくなってしまった。不思議なこともあるもんだ。
あと、地元の神社でこの前、裏の小さな祠で手を合わせてお祝詞を読んでいたら、祈祷が始まった。これも神の計らいらしい。
不思議なことって結構、あるもんだ。そう考えると、日本は神の国なんだなあとつくづく思う。