我が家に神棚を設置するようになって16年がたつ。我が家では当たり前のことだが、せっかく神棚を設置していても「え、もったいないなあ」と思うお店とか施設がある。それは、神さまの扉を閉めっぱなしにしていることだ。行きつけの接骨院では、院長が「1日と15日には開けるからいいんだ」とか言っていたが、うちは常に神様の扉を少しだけ、開けてある。
全開はしないけれど、天岩戸開きではないが、ほんの少しだけ、こちらを見ていただけるように開けてある。もちろん、私が勝手にやっているわけではなく、師匠からの助言だ。
16年間、こうしているが、本当に悪いようにことは運ばない。一見、不運に見えても、それは後になって感謝に変わるから不思議だ。
むしろ、火事とか究極のピンチから救ってくださる。
扉を完全に閉じてしまえば、神様だってこちらに降りてこられないだろう。だから実に「もったないなあ」と思う。
蛇足だが、うちの場合は、榊ではなく松を飾る。しめ縄は飾らない。毎朝、お水と松のお水を交換する。そして新年にはおもちやお酒をお供えする。シンプルだが、できることだけ毎日、やっている。次は仏壇、そして最後に玄関の大黒様と恵比須様。
忙しいときは、神棚だけ毎日、お水を変えている。決して無理はしないやり方で、毎日、神様と接している。
どこかで見守ってくださる存在がいる、そう思うだけで人間って謙虚になれるし、救われる。神様に感謝できるというのは幸せだ。