受験も終わり。
合格発表もあり。
ギリギリ合格ってのも、一つ長男の自信になったようで。
母は、義務教育の肩の荷がおり、
あとは、勉強出来ようが、出来まいが、
良いやっと。
受験期に大揺れに頑張ったり、全部を諦める繰り返しの中、
学歴いらない仕事で長男が出来そうな仕事を探した時に、
今、長男の武器になってる雑学的な知識も、
必ずしも、仕事にしなくて良いじゃないかと思うようになりました。
武器持ってるからって、それで戦わなくてもいいんじゃないかと。
趣味でも良いわけだ。
古生物、生物、細菌だの、地衣類だの。
最新情報を楽しんで見る人ってだけで、
それらに研究職に就く必要はない。
アスペルガーとADHD強めだから、コミュニケーションの多めの仕事や一般事務は向いてない。
一芸に特化した場所に落ち着けるのが、
幸せだろう。
まぁ、夫婦共にそういう場所で働いてるしね。
母も父も、学歴と関係ない世界に身を置いてますが、長男の特化した『好き』は、学歴の先にしかなかった。
それが、学歴上げなきゃって、根本の考えでしたが、そこは、趣味でいいじゃないかと。
端っこの3割が発達障害って言われてますが、
その中で分類すると、
①皆が羨む所で、天才やら、ワンマン社長やら、学者、技術者など、
『好き』に特化した物を仕事にした人達。
②無害な所で、オタク。
『好き』特化した所に消費する側になった人達。
③有害な所で、精神疾患、犯罪者。
『好き』の方向が非合法だった場合、特化するまで行き着けなかった場合。
と、勝手にカテゴリーにしてます。
夫婦共に生産者なので、①が当然のような価値観で育ててたのに、気がつき、
②でも幸せには違いない。
「②でも幸せだよ?!」って、価値観を入れて行った方がいいなぁって、気がつきました。
今後は、②の方向で満足のいく人生を模索する方向で行きましょう。
っと、思うと、これが何よりの心の荷を下ろせた瞬間でした。
重石は勝手に持ってしまってる物ですね。
自分は全然固定概念がないって、勝手に自負してましたが、
子育てしてぶつかっていると、大概、自分の固定概念だったりするもんですね。
まぁ、前半戦は、この固定概念のおかげで、
長男を引きずり上げた気はしてるので、
固定概念も使いようだと思ってます😊
まずは、受験からの解放感を味わっていればいい。
それから、今後を考えていけばいい。
案の定、ゲーム三昧で過ごしてました。
学校も残りわずかだが、母が仕事で早く出ると、
昼近くに登校してたり、堕落もいい所。
母「休むなら、『休みたい』って言いなよ」
長男「頭痛くて〜」
母「…。不定愁訴を訴えてもいいけど、
不定愁訴で仕事行けないってなら、
社会的補助をもらいつつ働く働き方しか出来ないよ。
やりたい仕事をやるには、不定愁訴とは、うまく付き合わないと、難しいね。
少なくとも、母の仕事は、『頭痛いから休みます』って言ったら、2度と仕事来ないわ。
のんびり出来る仕事を探すなら、それでもいいけど、どういう方向がいいの?!」
長男「高校入ったら、頑張る!」
母「いやいや。
今出来てないのに?!
高校入ったら、出来ると思わないけど」
長男「わかった」
と、言いつつ、次の日も休んだ。
ちょっと前の週末に行った修学旅行(1泊京都)は、あまり気乗りせず行ったが、
かなり楽しんで帰って来たのに。
中学最後の週はちっとも学校に行かない。
学校からも連絡があったので、
長男と仕事先で電話したが、
母「また休んだの?!
休みたいなら、言ってって、朝言ったよね?!」
長男「言っても言いくるめられるじゃん」
母「…。いや。正当性あると思うなら、ちゃんと反論すればいいじゃん?!
それとも正当性なくても感情ののまれて、コントロール出来ない状態をありとするの?!
それならそう言ってくれたら、こっちも方針変えるけど?!」
長男「だって、もう、出席日数関係ないじゃん?!
休んでもいいじゃん」
母「確かにその通りだけど、
卒業式に練習しないで臨むと、周りがフォローしないといけないから迷惑だな」
長男「卒業式出たくない。
出ても意味ないじゃん」
母「ほう。
なるほどね〜。
修学旅行は楽しんでたけど、友達と学校生活で会えるのは最後だよ?!」
長男「別にラインで話せるし」
母「オッケー!
君は、怒られると思うと、今の考えに固執するから、明日か、明後日に落ち着いたタイミングで、もう一回話そうか。
卒業式出ないにしても、荷物は引き上げなきゃいけないから、明日は学校行ってね」
長男「荷物持ったら、帰っていい」
母「いいよ」
で。
次の日。
学校から電話が来て、
先生「卒業式に出ないって言ってるんですけど〜」
母「あー。昨日言ってましたね〜。
落ち着いてからもう一回話そうかって、
言ってたんですがね〜」
先生「今、代わっていいですか?!」
長男「卒業式は、意味がないから出ない」
母「まぁ、意味があるかはさておき。
君が出たくないって言ってる気持ちもわかるから、それなら、それでいいかなって思ってるんだけどさ〜。
一生に一回の事だから、なんか感じるかもしれないから、出ておけば?!
って、親として、助言はするw
あとは、君が決めていいよ〜。
どうしたい?!」
長男「出たくない」
って、事で、中学卒業式出ませんでしたw
『午後に証書だけ取りに来て』って事で、
母は、仕事入れちゃいましたw
卒業式の午後は、数人、証書だけを取りに来た子をまとめて渡してたようで、
裏卒業式ww
裏は裏で面白かったそうで、最近学校に来てなかった友達と一緒になったそうで、ちょっと話して、遊んでから帰って来たそうです。
なんにせよ!
義務教育卒業おめでとう✨✨