脳の治癒の本を読んで✨ | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

さて。
ご無沙汰してますw

ブログ遠のいていたのは、
仕事が形態が変わって、移動時間が減ったのと、
冬は、久しぶりに趣味の歴史オタクが発動して、古代日本史絡みの本を4冊くらい読んでたのと。

年末年始は、コロナ疑い(陰性でした)からの、緊急事態宣言前後で仕事に振り回されてましたw

ようやく、読み切りたかった
『脳はいかに治癒をもたらすのか』読み終わりました✨

収穫満点です😊

自分が響いた所だけ抜粋して書くと、
宗教じみた話に聞こえるかもしれないのをわかって、書きます。

医学的根拠や学説などもしっかり書かれてある本なので、そこのところを知りたい人は買って読んでください。

私と違うところがフックするかもしれないしね。

この本は、脳とは可塑性が高いもので、
「一生このままです」って、事はない!って話を実例を元に脳を変えていく方法が書かれてあります。

可塑性って言葉に親しみはないのですが、
圧力を加えたら、変化したままの粘土みたいな感じでですね。
逆は、可逆性とか、弾性。
圧力を加えても戻っちゃう。


発達障害児の親になって、もう8年になるけど、
私がその肩書きを持った当初は、

『やりようで今よりマシにはなれるけど、
脳神経や遺伝とかの問題だから、
全く普通になるのは、無理かな。
周りに認知してもらって、不具合を許してもらえる場所で生きてね』

って、本ばかりで、死なないタイプの不治の病なんだなって思った。

それでも抗ったのは、長男が結構酷すぎて、生きていける場所があまりに少なそうだったもので、
10年後には、解決策が出来るかもしれないから、
調べ続けようと思った所ですかね。

それがここでは、当たり前のように、
脳神経は変わるわけですよ。

ただ、何もしなかったら、無理ね。

で。
たくさん出てくる事例から、
脳を変えた力になったものを挙げます。

①要は、思い込み。
ここでは、慢性疼痛を痛みのあるMRI画像を把握して、痛みのない状態のMRI画像にするために、
痛みスィッチを切っていくという、イメージ戦略を痛みの専門家の教授が自分を使って試していってます。

理想像をイメージさせる事が、治癒への最短距離。

これは、我が家式ストレッチもそう。
筋肉をイメージして、一つ一つを意識していくために圧迫やら、マッサージをしますが、
慣れたら、イメージだけでどんどん伸ばせます。

②意識して筋肉動かす。

毎日正しく『歩く』動きを脳に覚え込ませる70歳になるパーキンソン病の人の話から、

脳は『不使用を学習する』という記述があった。

脳細胞は、1週間くらいで生まれ変わるわけで、
その時に新しい細胞に自分の役目を伝達するのだが、意識して使わない部分は、伝達の時に忘れられていく。

日常の動きは、小脳で考えなくても出来る領域に入るのだが、ここが使えなくなるのが、パーキンソン病。

なので、どんどん動けなくなるのだが、
毎日、動く筋肉全てを意識して調整して動かす事(前頭葉のワーキングメモリーを代替えにする)で、全ての動きを再インプットする事で、
普通の人と変わりない動きを十数年も維持しているのです。

この『脳の不使用の学習』が、老化であり、老眼だと思うので、我が家式ストレッチで抗ってみようと思ってますw

5歳の頃の長男の出来なくなった『走る』『跳ぶ』は、明らかに『不使用を学習』してしまったからだろう。

今、身体の使用感を維持するストレッチの組み合わせを模索中です。

自分の足の浮腫みを完全に次の日に持ち越さないストレッチは大分固定して来てます😊

③低強度レーザーで停止した脳やその他機能の復元。

盲目から、閉じた目を太陽光に当てながら、
眼筋をリラックスさせていく事で視力を取り戻していく盲目の話は、目から鱗でした。

ここでは、感覚機関が炎症を起こしてノイズだらけだという話も出てて、

脳波異常を持ってる長男ADHDもきっと弱めにノイズのある感覚機関を持っているのだろうと再認識。

そして、我が家式ストレッチでやってた眼球ストレッチがそのまま出てきてて、
素人ながら、辿り着いていた母は、ドヤってましたw

④PoNSって言う舌に乗せる微弱電流装置が、脳幹に効く。

脳震盪から、日常生活が出来なくなった人が、
PoNSで回復した事例を紹介してます。

しかし、定型児だったろう人が脳障害で、ほぼ発達障害と同じ障害が起きているのは、
ある意味、延長線上にあるんだなぁって、
なんか、ホッとするのは、
発達障害児が、宇宙人感があるからですかね?!

やっぱり地球人だったって、安心するw

⑤発達障害は、リスニング力が低過ぎてなっているって事を、
未熟児からの脳障害で『18ヶ月の知能しか得られない』言われた2歳半の子が、リスニングセラピーを受けて、4歳になった頃には6歳児の理解力を得られたって話は、感動しかなかった。

聴覚過敏を感じてる兄弟にこれは試すしかなく、
検索したら、日本版見つけたので、
これやってみて、レビューしますね!

ここでもやはり食事療法とセットを勧められてます。

やはり食事から、脳に炎症を起こしてるって説は、最近の定説なんですね。

うちは、食事(グルテン、ガゼイン、糖質、添加物を無くしてます)で、うんこが良くなったくらいしか感じてないけど、

食事だけで良くなる人もいるらしいからね。
このリスニングセラピーも半数に効果あるそうだ。

ここの事例にあるような目眩く効果じゃないかもしれないけど、
聴覚についてのトレーニングは、耳のマッサージしかなかったし、結構ADHDと相性良さそうなトレーニングなので、結構期待してます。

事例では、自閉症の子なんですけどね。
まぁ、長男アスペもあるしね。

あと、識字障害のいいらしい。
計算障害もね。
次男ドンピシャ✨

その他、フェンデルクライス身体訓練法とか、
ニューロフィードバック方とか、
試してみたい事がたくさん出来ました✨

この辺は本読んでみてからかな。

リスニングセラピーは、東京だと22万ちょっと。
大阪だと16万。
1回は聴覚チェック行った方がいいそうだ。

次男も長男もやらせるなら、差額でそのまま大阪旅行もいいね👍