制服がでか過ぎる状況でも、文句を言わずされるがままのソウタ。
これが小学校3、4年では、出来なかった。
足元に人がチラチラしてると一緒に屈んでしまうし、目で追っちゃうのねw
力が抜けたまましっかり立っていて、言われるままに。受動的に採寸をされている。
2年前だと、受動的に一生なれないかもしれないって、思ってたから、たかが制服採寸で、感動w
で、30分ほど、採寸して、色々制服屋さんの話を聞いて、試着室から出た時、全て畳んで、重ねて持ってきたソウタに、感動!!
家では絶対にやらないので、
外面整えれた!!
ずっと、ついて欲しかった外面機能!装着!!
帰りに歩きながら、
母「ソウタ!すげぇじゃん!
外面ついたじゃん!!」
長男「クラスでもね。興味ない話でも、『そのゲームも面白そうだね!』って、そんなに思ってなくても言えるようになったよ!」
母「マジで!ソーシャルスキル上がってんじゃん!!」
って、はたから聞くと、変な会話に盛り上がって帰りましたw
外面を分離させる為に使ったアニメは、『幼女戦記』。
本音と建前。相手からの見られ方を整え、シグナリング理論の元に他人の中の自分の評価で上げていくってのを、見せて、
日常のトラブルである『授業態度の悪さ』。
本人は、そんな気がないそうだが、明らかに悪い。
それを『自分はどうか?』じゃなく、『人からどう映るか?』を考えさせて、具体的にどうすればいいか話あってきた。
ターニャ(『幼女戦記』主役)だったらどうするか?をね。
国語のワークでも、テストの最後のコラムでも、
いつも書き飛ばしている『自分について書く』所も、
「嘘でいいから、書け!出題者に自分を良く思われるように書く練習だ!」
とね。
外面は、中身が整って来たと思えたから、つける事を考えれた機能だと思ってる。
小3、4の時だと、母の予想を越えたソーシャルスキル低さだったので、
自分を正当化しないで正しく周りを見る目がない状況で外面だけつけたら、あかんと思ったからね。
そんな成長話を今、短期滞在中の祖母に話すと、
先日、終息したインフルエンザの病院に行った時のソウタの様子を聞けた。
はじめに行った病院が定休日で、違う病院を探し、ようやく診てもらえたそうで、
発熱初日から、今までを時系列で事細かく話したそうで、
祖母は、『いつもの病院が定休日だったので、ここに来た』所まで説明しそうでドキドキしたそうだ。
診察が終わって、その事を話すと、
ソウタ「そんな事を言ったら、先生に悪いじゃないか」
と言ったそうだ。
相手の気持ちを前もって推測した!!
アスペ長男…もう、正常じゃない??
色々インプットしてきた事が繋がってる感じ。
もう、『脳みそ=(直結)=口』ではない!!
この半年くらいで、またソーシャルスキルが、がっつり上がった気がする。
最近、このブログに行き着いた人は、是非、ソウタが小3、4年の頃のソーシャルスキルがらみのブログ読んで欲しい。
酷すぎて笑えるからw
「バカと友達になる意味ない。俺の友達になりたいなら、世界チャンピオン以上」と言い放った友達ゼロの小3。
一方的な押し付け遊びをして、一度出来た友達も全部いなくなった時に、
相手の事考えて行動するように注意したら、
「僕は、楽しくなくてもいいって言うの⁈」って、逆ギレした小4。
その頃は、3歳〜5歳くらいのソーシャルスキルだと思ったし、
小5では、小3くらいのソーシャルスキルだと思ってた。
で、小6終わるが、どうだろう?
年相応って言える気がする。
ソウタ「あとね。お母さん。
インフルエンザ中の勉強は、自分で友達に聞いたんだよ」
すげぇ!!!
あと、5歳から悩んでた母以外のインプット法!
母のみ→図鑑、ipadで、止まっていたが、ようやく有機物出てきたw
ソウタ「まだ、先生には聞けないけど、友達だったら、聞けるようになったよ!」
で、卒業文集だけど、校長、担任チェックで、引っかかったらしい。
NGワード『死』を直さないと、放課後残れと言われたそうで、修正したらしい。
母「君が納得してるならいいよ。
君の文章だからね。
しかし、おかしいと思ってるなら、押し通していい所だと思うよ。
常々言ってるけど、ただ言われた事にただ従う必要はない。
もう、受動的になれるようになったからね。
なら、今度はちゃんと判断する事が必要だね。
この文集で君は言葉を変えないと誰か傷つくかい?
社会的に迷惑がかかるかい?
誰かに不利益がかかるかい?」
長男「それはない!」
母「そうだね。
つまり、このルールは、形式だけになっちゃったルールだね。
じゃあ、壊していいルールだ。
君の表現を優先していいよ。
自分が相手を言い負かすのに必要な知識を集めて、必要性をプレゼンしてみな。
惰性で従うしか脳の無い人には、考えずに、ただルールに従う、押し付けるって事があるが、そうだ思ったら、精一杯自分の考えを主張してみな。
それで、もしかしたら、自分の気がつかない所で別な何かに影響してた事に気がつくかもしれないし、
それがわかってから、取り下げても全然間に合う。
このディスカッションは、君を成長させるよ。
ただ、勝とうとして、怒らないでね。
あくまでも、自分が正当だと思う理由を相手に考えてもらうスタンスでね。
喧嘩じゃなくね」
で、次の日。
仕事前に学校でやってる展覧会に行くと、
担任がどこから聞きつけたのか、話しに来た。
担任「文集ですが、昨日は、変更するって言ってたのですが、今日には『変更したくない』って言いまして…」
母「ええ。『本人が納得してないけど、放課後残らされるから』って言っていたので、
納得するまで突っ張っていいよって言いました」
担任「校長と『死』って言葉は、マイナスな言葉で、不適切だから、置き換えてはどうかと、なりまして…」
母「ええ。聞いてます。
内容として、とても前向きな文章だと思いますが、読みましたか?」
担任「ええ。とても前向きです。でも、マイナスな言葉なので〜。今、変更した文章を持ってきます!」
母「いえ。いいです。
私が決める事じゃないので。
私は言葉は使い方の問題だと思ってます。
表現として置き換えれるのは、わかりますが、ソウタが表現として、その言葉を使いたいのもわかるし、特に過剰表現でもないし、過激な表現でもない、事実をありのままの表現だと思います。
まぁ、私はソウタが納得すれば、どちらでもいいと思ってます。
私が決める事じゃありません」
担任「こちらも、あくまで指導なので、強制はしません。
お金払うのは、そちらなので、いいなら、いいです」
母「じゃあ、それでいいです」
出資者の問題なら、家でチェックしてる時点でもういいやろ。
確かに、オブラートな表現に置き換えられる。
だけど、文章のパンチ力、伝えたい事の印象が弱まるので、ソウタの表現のままのがいい。
母「最近どうですか?」
3学期から、連絡帳の記載が一切無くなったので、聞いてみると、
担任「今日もですが、まだ鍵盤ハーモニカとか持ってきてなくて、今も演奏に参加してないです」
母「いつからですか?
何を持ってくればいいのですか?」
担任「学期始まったら、必ず全部持ってくる事になってます。1年生から」
母「今まで、必要になったタイミングで持って行ってたと思います。
全部って具体的に、何ですか?
鍵盤ハーモニカと?」
担任「音楽ファイルと、鍵盤ハーモニカとか〜」
母「すいません。
『とか』の具体的な内容を教えて下さい。
私は、何が必要かわかりません」
担任「全部です」
母「…ほう。全部って⁈
音楽ファイルと、鍵盤ハーモニカと…リコーダーもですか?」
担任「あ。リコーダーは使いません!」
母「私はソウタと一緒のクラスに通ってるわけじゃないですよね?
学校の常識かもしれないですが、私は学校に毎日通ってるわけじゃないので、学校の常識で話されてもわかりません。
先生も私の仕事の常識の話をしてもわかりませんよね。
だから、具体的に!!って言いましたよね?
具体的に無いものを教えて下さい!」
担任「英語の教科書もないです。
…2学期から」
母「はぁ??
聞いてませんけど?」
担任「連絡帳に一度書きました」
母「何個か、無い物はやりとりしていたのは、覚えてますが、家になかったものを『学校でまた探すわ』って言って、見つかってるものだと思ってました」
担任「見つかってません」
ねぇ?面談とか。学期末にしてるよね??
なぜ、言わない!!!
母「何個かあって、学校で見つかったものだと思ってました」
担任「家のカーペットの下に合ったとかいう事もありましたよね?」
母「え?あったんですか?」
担任「いや。ないです」
母「ちょっと待って。なんの話?
カーペットの下から見つかったのは、何ですか?」
担任「それは、道徳の教科書です」
母「今、英語の教科書の話でしょ?
2学期にわかってたなら、再購入する事も出来ましたよね?
じゃあ、ソウタは、もう教科書なしで、残りの授業過ごすんですね⁈
他には、ありますか?
全部具体的に教えて下さい」
担任「いや。それは、調べてみないとわかりません」
母「全部調べて、連絡帳に下さい」
毎回、嫌いじゃないつもりで話そうって、試みるけど…ねぇ⁈
さぁ。忘れよう!忘れよう!
って、中学通級指導もどうなったんだろう?
連絡全然ないけど〜。