ADHD児の片付けの話 | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

ADHDなので、片付け苦手。
しかし、最近は、結構いい調子。


片付け出来る人の過程をまとめる。

①散らかってる事を認識する。(綺麗な状態を覚えていて、比べる)

②綺麗な状態に必要の無い物を選んで、

③元の場所や適所に置き直す。(ゴミはゴミ箱ね)
この時に分類出来ると整理整頓も出来る。


片付けは、まだグレーゾーンがわかる前 4歳から、一人でやってました。

しかし、時間がかかる&母が働いてると家にいる時間が少なく、片付けの時間を考えると遊ぶ時間が無い。

片付けが出来ても、ダス◯ンさんにしか就職出来ないかもしれないが、
構成玩具で遊べる子になれば、もの作りが出来る子になる。
就職先は前者より広がるだろうと判断。

片付けは、土日どっちかにやろう。
母の仕事が土日もあると、月2、3回くらいか。

4畳半くらいの遊びスペースです。
片付け、拭き掃除、掃除機がけ。


普段から
◯細かいパーツの構成玩具類は、
大きめ正方形の引き出しに入れていて、そこそこ広がってるので、パーツを探しやすいが転がり出る心配がなく、
作った物もそこそこ大きくても、そのまま収納出来る。

◯車、フィギュアなど大きなジャンル別に、箱やバケツに入れれるようにしている。
『その他バケツ』もあって、分類できない物を一箇所に突っ込める。



片付け方
①まず、大物(引き出しや大きいフィギュアなど)を片付けたら、隅にある物を全て中央に集める。
②集めた物を何処にしまうかで仕分けする。
③仕分けした物をカゴに入れてしまいに行く。

もちろん、ぼーっとしたり、気が散るので、時間を決めて、カウントしながらやる。

散らかり具合で決めますが
例えば、全体を1時間で仕上げる。
①5分、②20分、③10分、拭き掃除10分、掃除機10分、予備5分

時間を細かく分けると、気分一新される。

4歳になった次男を下っ端として、使う事を許している。

次男の得意なもの(お医者さんセットやおままごとセット)は、次男に命令してやらせてる。

もともと王様気質。
下っ端をつけて責任を持たせると活き活きするw


去年から下っ端につけているが、去年まではなかなか上手く使えなかった。

①指示がヘタ。「ちゃんとやって!」など具体性が無い、
②指示する事に夢中で自分がやらなくなって逆に遅い
③次男が、わざと、ふざける。汚す。

んで、その度に、
母「何を何処に置くのかを、ゆっくり教えて」
母「片付けの中心はソウタだよ。弟は手伝ってくれたらラッキーだと思いな」
わざと汚すと次男は、寝室に放り込む。
母「手伝う人以外はここにいて大人しくしてな」

を半年くらい繰り返して、
今は、連携がなかなか。

弟は、邪魔はせず、2割くらい手伝い、
拭き掃除は、2人揃ってやってくれます。


ここに至るまで、大変だった。

時間を決めても、ぼけぼけで身が入らず、
「自分で片付けられんものは、要らないものだ‼︎」
と、まとめて母に捨てられ。

泣いて懇願。
再度時間を決めて、どうにか片付けきったり。

片付けるのに、丸一日かかったり。

しかし、4年やれば、出来るもんだな。


机は、毎朝、毎夕、終わった後に片付けを徹底して、声がけして、片付け終わってからご飯です。


しかし、学校じゃ出来ないのが、ADHD☆
まぁ、家でやってれば、そのうち出来る…はず。