昼の生活の大部分は学校だしね。
もちろん先生だけ頑張ってくれても難しいけどね。
クラス担任は基本的変わるしね。
よく言う、『家と学校の連携が大事』ってヤツですよ。
連携ってのは、情報をお互い交換しあい、問題行動の根本を探ったり、
互いに持ち寄った『試してみたい事』を事前に交換したり。
その他専門家が示唆した事を実現させる為にどうしたらいいかを話し合う。
クラス担任は、もちろん授業をしやすいように誘導します。
私は、問題の表面だけ蓋をされないように、舵取りをします。
これが、私がクラス担任としてる面談です。
さて、現在、ソウタに関わる『発達障害児』の専門家を上げてみると、
通級担任(組織として6人体制。1人が担当でも6人のブレインでやってる)、スクールカウンセラー、小児科医(発達障害枠)、作業療法士、WISCの検査を担当してくれてる人、通級に来ている作業療法士(1度見てもらった)。
通級は、学校にいる間や家庭の困り事を中心に何をやるかを考えて、学期毎に目標を持って試す。
クラス担任と母との中間管理部署w
スクールカウンセラーは、授業の様子や休み時間の様子で気になったところを教えてくれるたり、近隣にある療育施設やイベントを教えてくれる。
ここもクラス担任と母との中間管理部署。
小児科医は、診断名を出すこと、薬を必要としたら出す事がメイン。
母のみ利用する学校外部。
作業療法士は、感覚統合ベースで、身体と行動のの解析と必要な訓練を示唆してくれる。
母のみ利用する学校外部。
WISC担当は、その解析がメイン。
公的機関だが、母とスクールカウンセラーのみが直接会っている。
皆それぞれ、発達障害児に関する知識を持っていて、今までたくさんの発達障害児と接して来た経験があります。
本や映画で見たことがあった程度で、自分の子供が初めての発達障害児なので、専門家に任せてしまっちゃった方が良いのだろう。ってのが、グレーゾーン発覚時の私の考え。
しかし、発達障害児は幅が広い!
同じ診断名でも全く同じ発達障害児はいない。
同じ所でつまづいていてもA君で試して上手く行った療育法が、B君に試しても同じ成果が出なかったりする。
専門家と言え、模索しながらやってるのだ。
こんなに扱う相手がバラバラなのに、やはり仕事として決まった型って物がある。
『型しか使わない人』と、『型を元に自在に合わせる人』がいるのは、どの職場も一緒のようだ。
私は、初めに専門家に任せ上手くいかなかった(詳しくは『就学相談の面接でまさかの暴露』)のと、ソウタが、母意外で新しい事をやろうとせず、何かと理由をつけてやらないようにするので、自分が主導でやらねばならないな。と、思い、色々やってみて2年間。
専門家と話をしてわかったのは、自分の経験と本にある一般的じゃない事項には、
「それがずっと続く訳じゃないから…」
「彼も成長しているから、少しづつね。無くなっていくと思いますよ…」
この辺の言葉は、「それについては、事例が無いのでわからない」の代議である。
ある程度、本を読み、自分の子供を観察してれば、専門家の解析だって、「そんなの知ってるわい!」って事も多い。
しかし、スペシャルな専門家もいて、今まで不可解だった行動も1本の線上に持ってきてくれる人もいる。
そんな人なかなか出会えませんがね。
担任の先生にやって欲しい事を専門家に言ってもらって、クラス担任の面談に持って行き、
「専門家がこう言ってるので~」
クラス担任に例外を作ってもらう為に話を進めるっての、今のスタンスです。
実際、診断名をもらうまでは、『定型発達児と同じ行動をとらせる』が、クラス担任の目指す所で、
ソウタが、「これ以上出来ないから、休みたい」と、申告しても、授業に誘い、パニックを起こす事になっている。
もちろん、一人だけ休ませる理由(発熱など)が無いので、クラス担任として当然の行動です。
しかし、『ADHDで、聴覚過敏があると診断受けてます』となれば、きっと休ませたでしょう。
親が一人でかけ合っても、専門家の裏付けが無いと、優先度が違うのです。
今の所、サボり癖が無く、前向きに学ぶ姿勢(外目にはわかりずらいをが…)があるので、
本人が言い出した時は、必ず休ませて貰えるようにしてもらったのも、
診断名と、『専門家が~言ってました』のおかげです。
もちろん、たくさんの経験から、いい対策が出てくる事もあるので、専門家方を軽く見てる訳じゃないです。
機会があれば、たくさんの専門家に診てもらい、根本の原因を究明しつつ、いろんな対策を試してみよう。って事。
面倒だし、仕事も休まなきゃ行けないけど(全然予約が取れないのでね)、今してやれる最大やっといて、後々後悔に繋がらないように‼︎