WISCの今年(小2、1月)の結果が出たので、それにまつわるアレコレ書きます。
IQは大きくは変わらない。動くとしても、前後10くらいだそうです。
前回の結果を基準に苦手な処理速度が伸びて、言語理解が少しでも落ちれば、通常の範囲(上下の差が0~19の範囲)になるかも…。
と、思ってましたが、処理速度は10落ち、言語理解は落ちたが、知覚推理が129(前回最高点)と同じなので、差はがっつり開きましたww
まぁ、体感的にも、
「あはは☆普通じゃないよね~☆君☆」
って感じなので、ここで、定型発達と同じ数字が出たら、テストの信用無くなるけどねw
さてさて、大事なのは、テストの点だけじゃない。こんなのは、上げようと思えば、類似訓練すればいいだけ。
最高IQ競えるほど、天才児じゃないので、そこは目指さない。
どうそれをやって取り組んだのかも大事。
テストを始める前の自分注意事項を述べるのは、5歳と変わらない。
「僕は覚えるのは得意じゃない。集団でテストするのは、難しいけど、知ってる人なら4人までなら大丈夫。知らない人なら、僕を入れて2人までにして欲しい」
マンツーマンなので、問題無いですが、
相変わらず自分に関する把握が的確。
テスト中の様子。
①本人はとてもやる気で、取り組んでましたが、処理速度の短時間(15秒)は保つが、2分は保たない。
そこにまつわる別な話を始めてしまい、集中が途切れてしまう。
聞くトレーニングでの集中は、15分でも大丈夫だが、視覚での集中は別なのだろう。
今後の課題だ。
板書が取れないのも、同じで、視覚情報の処理が、散漫なまま、集中状態を知らないのだろう。
②問題によって、立ち歩き、机を回りながら、課題をこなしたそうだ。
やはり、座ってると脳が不覚醒になるのだろう。
立ち歩きで脳を覚まして課題を続けようとしてるのだね。
本人の前向きに取り組む意欲の結果の立ち歩き。
やはりそれを止められる授業はスィッチが切れてしょうがない。
③苦手な処理速度の時の脱線話中の声の音量ついても指摘がありました。
ずいぶんと大きい声だったようです。
これも学校で言われてる。
普通の時は喋れるが、発表(対話式じゃなくもの)の時は、いきなり怒鳴り声になったり、注意すると蚊の鳴くような声になるそうだ。
対策として、
①視覚の集中が弱く、注意散漫になり、板書が取れない。
学校にあるiPadで黒板を写メして見本を手元に置いてうつさせる。
目の動く距離を短くさせることで、余計なものを見せにくくする。
②脳の覚醒レベルが低く、立ち歩きをする事で覚醒出来るが、それを止めると、スィッチオフになる。
脳の覚醒は、前庭覚(バランス)、固有覚(関節の力加減)と、触覚に関わっているので、ここの感覚を刺激する事で覚醒しやすくなる。
立ち歩きを禁止したいなら、素直に従うが、授業を受けられなくなる。
本人は、授業を受けるため精一杯脳を覚醒する努力として、立ち歩きをしている。
『前向きな立ち歩き』ww
授業を受ける前提で、一番端なら立ち歩きを許してもらうように先生に交渉する。
バランスディスクをクッション代わりに使って様子を見る。
③声の音量調整
声も声帯っていう筋肉です。
ならば、筋トレw
筋肉はなんでも中間で保つってのが、一番筋力が必要。
朝の体幹トレーニングに声出しも入れていたが、数えるだけでも声の大きさはバラバラ。
特に別な運動しながらなので、大きさも早さもバラバラ。
IPhone Appで、『メトロノーム』入れて、スピードを揃えさせる。
スピードが整ったら、『騒音測定メーター』で声の大きさを保つように注意させる。
必要があれば、学校のiPadにも入れて、声の大きさの指針にするといい。