課題の設定は『出来る』から。成果も出たよ! | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

5歳の時走れなかったソウタ(『走れない5歳児1~3』)が、小学校の長距離で、クラス33人中4位だったそうだ。
次の日は1番だったそうだ。

特に順位目指さずに、時間内にそれぞれどこまで走れるかやってるものらしいが、ソウタは張り切ってやってます!

5歳の時点で、運動を楽しめない子なのかと思ってたので、「次も1番取る‼︎」と張り切っているのが、嬉しい限りです!

『1番』がってよりも、自分から「もっと走れる!」ってなってるのが、
素直に嬉しいわ‼︎

本当に『出来ない子』っていうのは、『努力が結果になる』機会があるラッキーな子だ。

しかし、『疲れやすい身体』ってのは、『体力』と違うって事ね。

『動かす』バランスや筋力と『保つ』バランスや筋力が違うそうで、『動かす』は出来るが、『保つ』が弱いのだね。

長距離走れるが、座ってるのが疲れる子供ww

なんとも。このアンバランスな感じが発達障害w



出来ない事を始める時は、出来る事から。

走れない子に、始めから走らせてもダメで、テーブル捕まってカカト上げや、ジャンプから始めたように。

漢字覚えない子は、見ないで書かせる前に、
字をなぞらせたり、読みからやるといいように。

キャッチボールが出来ない子は、自分の手の中で上げて取る練習から始める。

足上げバランスが出来ない子は、つかまりながらやらせるのです。

捕まらないと出来なかったバランスも、
始めて1ヶ月半で、安定しないトランポリンの上でも足上げバランスも出来るようになり、

次の難易度のバランストレーニングに入れました。

ひぃひぃ言ってた体幹トレーニングも今は余裕です。

体幹トレーニングを始める前は、自転車でペダルを早く回し続ける事が出来ませんでした。

小児科まで、自転車30分の道のりで、何度も何度も「足動かして~」「遅いよ~」「スピード出して~」と、言い続けて、それでも、早回しは、1分くらいが限界。
時々待ったり、休みを入れながら行ってました。


自転車を乗る機会が少ないので、しょうがないか~と思ってましたのが12月。

体幹トレーニングをして、自転車に次に乗ったのが1月中旬。その間に自転車は乗ってません。

同じ自転車30分の道のりを1度も注意されず、私も普通に自転車をこぎ続けられました。


自分が普通に出来た事が出来ないと、途方に暮れれる事も多いが、その動きを分解すると、意外と糸口が見えてくる。

自転車も姿勢を保ちつつ、動かすってのが、必要で、体幹トレーニングで姿勢を保つ筋力が出来てきたってことですね。

意外な繋がり。

まだまだ人間の身体と動きの関係って把握しきれてないのだなぁ。


ちなみに家でやってる体幹トレーニングはこれ↓
ストレッチと、体幹トレーニングはStep3 バランスはstep2をやってます。

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