発達障害で避けたいのが、2次障害。
2次障害とは、
◯発達障害など困りごとの原因を対処せずに放っておく
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◯本人は精一杯やってても、怠けてみえたり、努力を認めてもらいにくく、出来ないことも多く、日常的に怒られやすい。友達の輪からもはみ出やすい。
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◯周囲の適切なサポートがない。
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◯「自分は頑張ってもダメな子だ」と自己否定を持ちやすくなる。
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2次障害
うつ、ひきこもり、学習(仕事)意欲の低下欠如、不安障害、対人恐怖症、気分障害、反抗挑戦性障害、行為障害(盗み、暴力など)、適応障害、~依存症などなど。
2次障害は、専門家(カウンセラーなど)の介入が無いと浮上するのは難しく、一時期良くなっても、
完治するものでもないので、再発防止を常に心がけながら、生きていく事になるのだね。
まぁ、うまく子供自身が自分の得意なものを見つけて「アレは苦手だが、俺には得意なコレがある!」と、自己肯定出来ればいいのだけどね。
どのタイミングで『得意』に出会えるかは、祈るばかりなので、
日常的に周囲の大人が出来る事は、
2次障害が出る前に、子供の困難に気づいてあげて、適切な対処を見つけられるように勤める事でしょう。
あと、親自身が子供の困難にならないように気をつけないとね。
子供の困難になってると感じたら、自治体や小児科でやってる『ペアレンツ トレーニング』を受けてみると良さそう。
子供の困難を見つけるには、観察。実験。
仕事していて日中いないので、学校の先生からの報告は、大事。
いろいろな考えに出会わせてみて、
映画や、主題のあるアニメ、絵本などで
感想や本人の意見を聞く。
これで、偏った考えを披露してくれる事もしばしば。
いろいろな運動をさせてみる。
アスレチックや、オフロード走行(道無き道の林の斜面の登り下り)、スキー、スケート、ボルタリング、ジャンピングボール、ローラースケート、キャッチボールなどなど。
いろいろな動きの出来にくい事を並べると、根本の発展途上部分が見えてくる。
『怠けてるな』と思う事は本当に出来るか疑ってみる。
単独でやらせると出来ても、何かと併合したり、環境が変わると出来なくなっちゃうこともある。
例えば、家で、壁に張り出した文字を書き写すのは出来るが、集団でいる授業中の黒板の書き写しは出来ない。
ワークも家では、そこそこ早く出来るが、集団だと、時間内に終われない。
階段登りは出来るが、話しかけると登れないw
などなど。
年長の冬でグレーゾーンを疑って、見よう見まね療育をはじめ、小2から、出来る事はグンと増えてきたが、定型発達児童と差が開いてるのも感じる。
年長の冬は「個性っちゃ、個性だろ~」から、
小2では「確かにちょっとおかしいね~w」
小2の夏にADHDと診断が下り。
一番しっくりくる作業療法士さんに出会え、事の発端の発達不良箇所を教えてもらい、只今絶賛療育中‼︎
きっと木の枝のように伸びていくはずだったのに、根元の方に詰まりがあって、栄養やら水やらが上手く通っていかないから、伸び悩んでるか、歪んでしまってるんだろう。
枝葉の少ない幼木の時より、大きくなるにつれて、枝葉の伸びれないところが目立ってきて、
誰が見てもわかるようになったって事だね。
『療育は早い方がいい』の理由がわかりました。
療育って、ゲームだし、習い事みたいなもんだからさ。
発達障害以外はやっちゃいけないわけじゃないし、お受験の能力開発と根本は同じだしね。
定型発達児童だって、苦手対策だと思ってやってみればいいさ。
療育して何かが歪む事は無いし、
親子で目標持って取り組む訓練は、絆が強くなるし、親子関係もより円滑になる。
はみ出過ぎるまで待たずにちょこちょこ療育始めちゃおうぜ‼︎