こんにちは✨
パートナーシップカウンセラー
ジャージコバ認定カウンセラー
嵩丘せいです。
俺が小学生の頃から
父は家族に黙って借金を繰り返していた。
夜遅く、母からリビングに降りてくるように
言われて、母は泣きながら借金がある話をして
父は、
もうしないから。
そう言って、それを信じて。けど裏切られて。
また母が泣いて。
中学生になっても、
夜遅く、またリビングに呼ばれて、家族会議が
あっては、母と父は喧嘩して、その後謝られて、
また信じて。けど、裏切られて。
そうやってずっと続いた。
父はどれだけ家族を悲しませるんだ。
最低で最悪な父親。
俺は絶対こんな父親にならない。
俺は絶対に妻や家族を悲しませない。
そう心に決めていたから
結婚してからは俺が稼いで、家族を養っていく。
そう思って頑張っていた。
けど、いろんな出費がかかった。
俺は妻を喜ばせたり、娘を楽しませることが
あってこそ、俺も家族も幸せだ。そう思っていたから
どこかに行ったり、遊びに行ったり。
だから
妻のパート代に
助けてもらう時もあった。
その度に、、
あの時の父親と俺は一緒だ。最悪だ。
妻を悲しませている。苦しませている。
もう妻にお金入れてほしい。なんて言えない。
男として、夫としてカッコ悪すぎる。情けない。
そう思って
我慢して、言えずに、こんな自分に苛立って
、どうしていいかわからず、
勝手に不機嫌になってしまう。
どうしようもない自分になってしまう。
こんな話を、この前の夜、妻せい代に話した。
屈辱的で、醜い姿を妻に晒した。
けど、
その姿を晒さないと、俺たち夫婦は前に進めない。
妻せい代も話始めた。
せい代も、実家は自営業でお金に苦しんでいた。
小さい頃、2階でせい代が寝静まった後、
1階のリビングでご両親が怒鳴り合う喧嘩を
していて、その声が苦しかった。
今もお金がなくなっていく不安がある。
だからちゃんと貯めておきたい。
普通の暮らしが出来て、何か特別なことやものを
する訳でなく、普通に毎日過ごせることが安心
できる。それで良い。
せい代はそう話した。
けど、俺が家族を一番に思っていて、
楽しませたい、喜ばせたいといろんなことを
していることへの感謝も言ってくれた。
そして
私たちはあの頃の親とは違う。
こうやって話し合って、助け合っていける。
今月は結構お金かかったね。
ここは私出すね。
来月はこれくらいでいけるようにしようね。
そうやってちゃんと話していこう。
せいさんは言った。
本当は、俺は
男としては、夫としては、
俺がしっかり稼いで
好きなもの買っていいよ。
お金のこと気にしなくていいよ。
そうやって余裕を持って、妻が何も不安に
ならなくて、家族が安心して生活が出来るように
したかった。
けど、できなかった。
俺はずっとそこで引っかかって、拗ねている。
けど、せい代は違った。
妻は前を向いて向いている。
妻は夫婦や家族の関係を良くしたいと思って
くれている。
妻に助けられている。
立ち止まっているのは、、俺だけだ。
これから俺は
頼られることもある。
心強いときもある。
けど、
助けてもらうこともある。
弱さを見せるときもある。
それで良いんだ。
そうやって、思いを話して助け合っていくんだ。
俺たち夫婦はこれから。
妻せい代と話していて、そう思った。
拗ねていた俺の気持ちはゆっくり、せい代ありがとう
へ変わった。
苦しかったし、カッコ悪さを晒したけど、
本当の思いや気持ちを話し合える。
そんな夫婦に少し近づけた気がした。
今までとは違う、夫の姿であり、夫婦の姿。
そんな姿になって、40代半ばに入っていく。
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