私の病気の正体は? | クスリに頼らない自遊人

クスリに頼らない自遊人

東大法卒のアル中です。ベンゾジアゼピンを断薬して6年が過ぎました。東大野球部応援とグルメ情報、映画レヴューとメンヘラネタが中心です。
コメントには塩対応なので悪しからず御了承下さい。

以前も書いたお医者さんのお話から。

最近では医学部でもこういう講義をやるそうですし、

医師の友人によれば、今日、現場でもこういう考え方、スタンスの医師や医学生は少なくないそうです。

…何年も病院に行って無いので、実際にお会いしてはいませんが

つまり、
病気とは生きることそのものだということ。

そりゃ身体のどこも悪くない「病気でない」にこしたことはない。

けど、病気ではないことがすなわち健康ではない。

人はどれだけ健康そうに見えても必ず老いるし、

100年もしないうちに死ぬという不治の病を全員が抱えている。

「生」を得た時点で遺伝子に「老病死」のプログラムが時限爆弾のようにセットされている。

つまり生と老病死は一体、
人として自然、アタリマエの姿であり、

「不健康である」とはそのアタリマエが受け入れられず苦悩葛藤することを指すのだ、

と。

変えられないことに苦しみ、「今日一日」を幸せに生きられないことが不健康だと言うことです。

病気には悪い「原因」があって、それを身体から切り離すのが治療である。

腫瘍でもバイ菌でも、
あるいは有害な薬物でも

「病気の原因」、悪を取り除けば「正しい状態」、すなわち健康に戻る

そんな「科学的」「西洋的」な病気の捉え方や医療の考え方はもはや時代遅れなのだとも。

なぜなら真の病気の原因は生きていることそのものだから。

それは切り取れないんです

科学は病気の原因の100に一つも見つけていない、ともいうが、これは正しいようで正しくない。

病気の原因は「生きていること」という真理に科学は目を瞑っている、あるいは闘おうとしている

が正しい。

だから「治療」は苦しくなる。
苦痛や苦悩を強いる。

だとすれば、こと人の生老病死に関わることについては「科学的」なるアプローチを過大評価するわけにはいきません。

なぜなら前提が違っているからです。

病はその裏表の関係にある自分の生の問題。

自分の生とは?

今までどう生きてきて
今日をどう生きるか?

「病気」はそれを見つめ直す良い機会として捉えるべきであり、

在るべき治療の姿は本来
生のありかたを見直すこと。

生活習慣(行動)や考え方を改まることで「生」の活力を取り戻し活かす、

「処置(treatment)」ではなく「癒し(cure)」が基本であるべき

医師という他人が病気を取り除けるという妄想を、医師も利用者もまず打ち砕かなければならない、

最近は医学部でもそんな風に教えるそうです。

だとすれば見つめるべきは、「病」でもましてや「症状」でもありません。

何処が痛いの痒いの怖いの億劫だの寝られないの熱発だの咳だの・・・

具合の悪い点を探してあげつらっていればキリがないし、

そればかりやってると益々具合が悪くなるばかりだから。

なにより、その苦しいところ探しは

楽しくない
幸せじゃない

幸せじゃなければストレスになり、心身の状態をさらに悪くします。

「健康的」に日々を生きていれば、気がつかない、忘れてしまっている、あるいは知らないうちに消えてしまっている症状は実に多いです。

意識すればぶり返します

逆に自分の症状ばかりに日がな意識が向いていると、何時までもその症状は消えません。

…なら、考えないほうがズッと楽で幸せです。

最大のストレス要因は
「ストレスフリーでなければいけない」という思い込み、あるいは過大な欲望であり

最大の苦しみの原因は
「病気であってはいけない
症状があってはいけない」
という妄想、欲望だ、とも説かれています。

そして、さらに厄介なことには 

原因は内側にあるのに
自分の生の問題なのに

原因も解決も外側に求めるようとする。

精神医療とか
向精神薬とかにカンタンに捕まり

止められなくなってしまった

自分が苦しんだ最大の原因もまた、ここにあるように思われます。

原因薬物を止めただけ、
断薬して体から取り除いただけでは解決しなかったのは、むしろ当然だったわけです。

自分の「生」のありかたがそのままだったから。

〈MDAA ZOOMミーティングの予定〉


9月2日(水) 2230-2330
深夜の男子会です。

 ミーティングID: 

 623 067 2924

 パスワード:

  8sxhBn  

*男性(生物学的)限定


9月3日(木)  1300-1430

ミーティングID: 

 623 067 2924

パスワード:

  8sxhBn  

テーマ: 未定

*オープンミーティングです、どなたでも参加できます。



MDAAは処方向精神薬で依存、離脱症状、副作用や後遺症、減断薬に伴う悩みなどの問題を抱える当事者、家族、関係者が集まる自助グループです。

ニックネームでの参加を推奨しています、どこまで自分のプライバシーを明かすかは自分で決められます。

守ってもらうことは2つです。
人や人の意見を否定しない裁かないこと。

ミーティングで聞いた話は絶対に外に持ち出さないこと。

あとはどんな自分の経験や意見を話すことも自由です。

途中参加、退出も自由です。

初めての参加でもお気軽に。


久しぶりに観て
ワロタ😀