代償のメカニズム | クスリに頼らない自遊人

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東大法卒のアル中です。ベンゾジアゼピンを断薬して6年が過ぎました。東大野球部応援とグルメ情報、映画レヴューとメンヘラネタが中心です。
コメントには塩対応なので悪しからず御了承下さい。

疲れがたまってるんでしょうね、
心身共に絶不調ののぶです。

立ち仕事がメインとは言え、たかだか週30時間チョイしか働いてないのにこの体たらくです。

ベンゾから離脱して4年ですが、キレやすく傷つき易いお豆腐メンタルもそのまんま、

まだまだ回復の途上です。

それでも熟睡はできてるのと
食欲は相変わらずあり過ぎるほど旺盛

なんとか大丈夫そうです。
以前にも紹介した地下天然水の岩風呂が人気のココ、週3は行ってますがその夜は5分で死んだ様に寝てしまいます。

これに支えられてますね…
30分岩風呂に浸かって瞑想してるとイヤな事やイライラ、不安も全部消えます。

ベンゾ眠剤と抗不安薬の代替の役目を果たしてくれています。


離脱してから、(減薬中もそうですが)他の症状はなかなか回復してこないんですが、
不眠だけは真っ先に治まりました、
…と言っても熟睡できたワケじゃありませんが、2-3日もすれば死なない程度には。

「不眠で死んだ人はいない」
よくいわれますが、寝ている間は完全無防備、最も神経が弛緩した状態ですから、ベンゾや酒にドップリ漬かった脳でが2-3日ですぐ寝られる様になるのは、考えてみれば不思議な話です。

あれほど寝られなくて毎晩酒とベンゾを流し込んでいたんですから。

2-3日で受容体なんか戻らないでしょう。

ベンゾもアルコールもGABA受容体に作用し自律神経を調整、弛緩鎮静作用を司ります。

脳の中のことはほとんど解っていないし、門外漢なんですが

他にも弛緩鎮静のルートとかメカニズムがあるからでしょう。

リラックスする方法が

さもなければ
飲んだ年数かかるとされる受容体の回復を待っていては、いつまでもベンゾやアルコール無しに寝られるハズがないですから。

「代償」機構です
一つの機能が損なわれると他でcoverしようとする。

怪我なんかで損傷した脳神経細胞は再生しませんが、リハビリを積むことで他の回路が形成され

手足が動かせる様になったり
認知機能が戻ったりします

時間と共に自然と回復するものも有るのでしょうが

いくら歯を食いしばって
気合と根性で耐えて血中濃度計算しながら時間が経つのを待っていても

いつまでも回復しないですし
そもそも長くは耐えられません

まず確実に飲んでしまいます。

やはり重要なのは酒や薬に頼らないで生活するための訓練、リハビリ、工夫じゃないか、と思います。

心身をリラックスさせる方法・ルートはGABA系だけじゃないですから
そこだけに囚われてしまうと
無限ループから抜け出せないんです。

それが戻るのに何年も掛かるのならなおのこと

他の系を使ってリラックスする訓練、特に自力で寝る訓練が重要なんだと思います。

経験的に寝られる様になれば、他の離脱症状もかなりラクになりますし

楽になるから薬が減らせ、あるいは止められるのであって

その逆ではありません。

多分、受容体が本当に戻ってくるのはその後なんです、だから離脱してから何年も引っ張る症状も
ー筋肉症状とか、お豆腐メンタルとかの精神症状なんかー

あるんでしょう…


今日は午前午後2教室掛け持ち 
外で食べてる時間無し。
丼丸のチラシ丼 500円ナリ