ギャンブル依存症ののぶです
20%とかの金利でファイナンスして儲かる事業なんてありません。
あるなら銀行の方から「もっと安い金利でもっと借りてくれ」と押し掛けてくるでしょう。
逆に、そんな高利の金はマトモに働いて返すことが不可能だ、ということです。
よほど緊急の短期資金でもない限り、そんな金借りた瞬間アウトです。
ところがパチンコでハマってると20%が30%でも50%でも平気で借りられます。博打で稼いで返せると思ってるし、鉄火場で高利で貸してくれる人やATMは本当に有難かったです。
救いの神に見えてしまう
本当に狂っています
私も狂っていました
借金を返すために他から借りる、
繰り返すうちにカードは10枚以上、
借金は一千万円に。
ギャンブル依存症の怖さです。
ベンゾジアゼピンが一ヶ月以上効果を持続するというエビデンスはないそうです。
長い期間飲んでも効果を感じるのはベンゾの離脱をベンゾが誤魔化してくれるのを「効いた」と感じてるだけ
ベンゾで不眠になって
ベンゾ飲んで寝る
ベンゾで不安が強くなり
ベンゾ飲んで解消する
離脱症状を誤魔化すためだけに飲み続けている
常用で耐性がついて増えていって
飲めば飲むほど、飲み続けるほど脳を破壊する
それなのに
ますます止められなくなってしまうその様は
高利の金をサラ金から
何年も借り続けているのと同じ
更に高利で借りて返して借りて返して、これを繰り返して借金が膨らみ続けるのと同じ
離脱を誤魔化すために「多少マシらしい」他の薬物に手を出すのは
「取り立てが多少優しいらしい」
そんアヤしげな言い訳で別のサラ金からも借りて元の借金を返そうとするのと同じ。
そのうち多重債務でクビが回らなくなります。
借金は膨らむ一方
なのに主観的には飲むたび使うたびに、苦しい所を助けられます。
恩まで感じてしまう
これ
ヤクザ屋さんの手口です
それも何千回何万回と
助けられてしまう
恩義を感じた、有難い助かったと感じた回数だけ「それ」から離脱するのが難しくなるのは当然ですが
もっと怖いのは、一度離脱できても
あれだけ酷い目に遭って、離脱するのに苦しんだのに
同じように苦しくなると何故かその苦しみを助けてくれた「恩義」の方だけ思い出してしまうことです。
お酒しかり、クスリしかり
ヤクザ屋さんも
高利貸しもそうなんだと思います
「それ」の常用で狂わされたヒトの脳は、都合の良いように記憶を書き換えてしまう。
助けられてしまったんです
助けられちゃマズイ人やモノに
地獄で助けられた。
命拾いした、苦痛を取り除いてくれた
その記憶
報酬系とも呼ばれますが
死ぬまで消えないから、
止めるより止め続けるのがずっと難しいんだと思います。
同じように苦しくなると
「それ」を使うことを必ず思い出してしまうから。
離脱症状だろうとなんだろうと、
「それ」以外の解決方法を
学習しない限りは
「わかっちゃいるのに止められない」
いいえ
全然わかっちゃいなかったんです
うまく付き合い続けられる
利用できる
コントロールできる
そのうち縁が切れる
そう信じている間は
「それ」の本当の怖さは
ドツボ橋じゃありません
玉川上水に架かる独步橋
武蔵野の雑木林を愛した国木田独歩由来の名前です。
【10月のMDAA開催予定】
MCAfe静岡
＊静岡駅前のカラオケボックスです
10月20日（日）15:00~16:30
MDAA東京（東戸塚）
会場: 東戸塚地域ケアプラザ
MDAA大阪
会場：高槻マリア・インマクラダ幼稚園
大阪府高槻市野見町２－１５
土曜日は休園日にあたりますので教会の入口から入ってください