母の自慢の息子でいることが自分のすべて。𠮟られたりするのはこの世が終了してしまうほどの恐怖。
兄弟はその母の愛を争うライバル。
完膚無きまでに打ちのめした、そう思ったときに
妹は自分の命で母を連れて行ってしまった。
競うべき相手と
認めてくれるべき相手
自分のすべてだったその二つながらを失っただけでなく
結局自分は選ばれなかった
愛されなかった
もう二度と愛されることも
認められることも
褒められることもない。
シラフで耐えるには20才の自分には少し厳しかった様です。
今日は月一度の自死遺族の集い
35年前の自分を癒し、
まだ生傷の癒えぬ嘆きを受け止められる
とても貴重な場所です。