汝みずからを笑え | クスリに頼らない自遊人

クスリに頼らない自遊人

東大法卒のアル中です。ベンゾジアゼピンを断薬して6年が過ぎました。東大野球部応援とグルメ情報、映画レヴューとメンヘラネタが中心です。
コメントには塩対応なので悪しからず御了承下さい。

「今日は麻雀の調子が良くなくて…唄う気分じゃないんだけどね」

先日大会ゲストでお招きした仲本工事さん、奥さん共々腕はとても達者ですが当日はツキにも恵まれず不本意な成績に、自分の気持ちを正直に話して笑いに包まれてました。

「◯◯にムカついてる自分がいるんですよね~」
自分の感情を客体化して描写する言い回しは自助独特のもの。

感傷の棚卸し


自分が何に反応したのか? 
自分はなぜそれに反応するのか?

自分の気持ち
自分の反応のクセ、
自分の「スイッチ」「地雷」の在処

つまり「自分の性格」をチェックし認める作業。

同じ反応をしやすい仲間の共感と笑いも得やすく、

一緒に笑い飛ばすことで
それ以上自分の感情が暴走する連鎖反応を抑えてくれます。

「あ~、それアルね」

自分を笑い、笑われているうちに

下らないことで腹立ててたな、
ちっとも成長しね~な、俺
と。

さて、
帰って風呂入って寝よ
腹立ったけど

今日も飲まないで良かったな


自分の感情に正直になることは
感傷を垂れ流す事ではなく
人にそのままぶつける事でもなく

まして
油を注いで炎上させることでも無く

汝自らを見つめ
笑い飛ばすことだと思います。

この名著
今ならタダですね


【MDAA田無開催予定(8月)】

8月3日(土) 13:30-16:30

田無フレンドリー 

東京都西東京市田無町4-17-14


8月27日(火) 12:00-15:00

SASEBOカフェ(成増)

貸切予定につき事前申込みとさせて頂きます。

会場はコチラ
↓↓↓


【連絡・問合せ先】

MDAA田無

 mdaa.tanashi@gmail.com


【MDAA田無について】

MDAA田無は処方向精神薬依存や副作用、離脱症状の問題を抱える当事者のための自助グループです。

①ルールや進め方

当日の司会者にもよりますが、おおむね以下の通りです。

1. 数人から10人程度の話しやすい人数で輪になって座ります。

席順は設けず、誰かを中心としての一人対多の形はとりません。

2. 匿名・ニックネームでの参加を推奨しています。

これは参加者のプライバシーへの配慮からですが、一人一人が出しゃばらず目立たず「匿名の一当事者」に留まる謙虚さを大切な価値と位置づけるAA由来の自助の在り方を踏襲したものです。

3. 代表者やリーダーはいません。会場係は会場を維持する奉仕の役割を与えられただけの一当事者です。

司会者は会場係が務めるか、当日参加の当事者の中から指名します。

司会者は進行役として、参加者が語り合いやすい場を作ることにつとめます。アドバイスや指導をしたり、会の意見をまとめたりはしません。

4. 参加者が安心して語り合えるよう、以下のような約束を共有して進めていきます。

・自分のことを話す(「私」を主語にして話す)

・ミーティングの場で語られた個人のプライバシーに関する内容は、決して外部に持ち出さない

・無理に話す必要はない、話したくない時にはパスができる

・他の参加者のことばに評価、批判、アドバイスをしない

・他の参加者の話に割り込まない、

発言は挙手の上、司会者の指名を受けてからする

・お互いを尊重する、お互いの意見を尊重する


②参加して得られること

一概には言えませんが、自助会の一般的な効用として次のようなことがあげられます。

・独りぼっちではない、自分だけではないと感じられること

・今の自分がそのままの姿でよいのだと思えること

・同じような体験を少し前にした「先ゆく仲間」に出会い、その姿に学ぶことができること

・受けとめ方、感じ方は様々だと感じ、自分自身を客観視するきっかけが得られること

・異なった視点や情報が得られ、視野が広がること

服薬の弊害が大きいにもかかわらず

アルコールや違法薬物以上に依存性が強くて止めにくい処方向精神薬の場合、長期間使用してから薬を手放し、薬に頼らない生活を続けられている人は、数多ある「減薬法」もなかなか奏功せず、多いとは言えないのが残念ながら実情です。

薬に頼らない生き方を取り戻している仲間が数多く参加し、経験と希望と力を分かち合える場所も多くは有りません。

そんな数少ない場所として維持していきたいと考えています。