たまたま目にしたSNSのイベント告知で、「山のアクシデント」に関わる講義と、よくあるケガの応急処置の実技講座があるのを知って、すぐに申し込みをしました。
主催するのは、京都でトレイル整備をはじめ、いろいろなイベントを行なっている
「ぼくらのさんがくかい」
というボランティアグループです。以前このグループのトレイル整備に数回参加した事があったので馴染みがあり、メンバーに知り合いがいるのも今回参加したきっかけの一つです。
事前に三角巾や、テーピングテープ、ペットボトルを用意して、自分の持っているファーストエイドキットを持参するように連絡がありました。
1月14日水曜日。
会場は京都市中京区いきいき市民活動センター。参加者は主催者含めて14名でしたが、知った顔が3人もいたのにはびっくりしました。
講師は日本登山医学会会員で看護師でもある、通称セザンヌことS崎さん。八ヶ岳の診療所などで実際に診療に当たっている方です。(名前は聞いた事がありました)
12:20から講義スタート。パワポの資料をプロジェクターで写しながら説明していただきました。
(諸事情あって、資料はこちらに掲載できません)
ひとくちに「山のアクシデント」といっても、いろいろな種類があるわけで、その一つ一つの詳しい解説がありました。
アクシデントの種類
・道迷い
・転落・滑落
・天気の急変
・落石
・火山活動
・疲労
・病気
・危険生物(クマやスズメバチ、マムシなど)
・ パーティー内の問題(←ツアーでよく聞きますね)
体調が悪くなる原因として
・低体温症
・外傷
・高山病
・脱水・熱中症
年齢的には、50代から70代が圧倒的に多いそうです。
休憩の後、いよいよ応急処置の実践です。
皮膚の模型を使って、切り傷の対処法。
手袋をして、水の入ったペットボトルのキャップに一つ穴を開けたものをセットして、まず傷口の汚れを洗い流す。
(これは知っていました)
止血用のガーゼなどで傷口を圧迫。血が止まるまで傷口を見ない。(←これ重要)
手袋が無い場合は、ビニール袋で代用できる。
包帯がない場合は、ラップやTシャツをカットしたもので代用する。
三角巾の畳みかたと結び方の実践。八つ折りの畳み方と本結び。これが初めてで結構ややこしくて、特に本結びはみんな苦戦していました。
(帰った後で、YouTubeで復習しました💦)
その三角巾を使って、シューズの上から足首の固定する仕方を見た後、2人ひと組になって実践練習。
テーピングテープを使って、足首の固定の仕方を学ぶ。これも2人で実践練習。テープは「伸縮しない」ものだそうです。
(伸縮するテープしか持っていなかったので、帰りに早速薬局で購入)
レインパンツとストック2本を添木代わりに使って、骨折箇所を固定するやり方。あるもので対応するという、応用力のなせる技。
添え木や添え板が無い時の、空のペットボトルとラップを使った、腕骨折の固定。
三角巾を使った腕の固定の仕方。
牛乳パックとプチプチを使った腕の固定。
再び休憩の後、各自のファーストエイドキットの自己紹介。それぞれ知識と過去の経験に基づいた装備があって、千差万別でした。ポイズンリムーバーもいろいろな種類があり、エマージェンシーシートや、熊スプレー、十徳ナイフなども大きなものからコンパクトなものまであり、参考になりました。
約4時間の講習と実践が終了。私は過去にポイズンリムーバーしか使った事がありませんでしたが、いざという時のためにこの日の内容をもとに、キットの見直しと、新たな気づきのあった緊急処置のノウハウを練習しておかなくてはと感じた日でした。













