10月10日は「箕面富(みのおのとみ)」の日ということで、今年も箕面の瀧安寺で行われた富くじイベントに行ってきました。
瀧安寺で400年以上前に始められた「箕面富」は、宝くじの起源である富くじの元祖とされています。しばらく途絶えていたものを2009年に古式に則ったかたちで復活させ、毎年10月10日行われています。
私が所属する箕面観光ボランティアガイドも毎年その運営に有志でお手伝いをしており、私も去年に引き続き参加してきました。
ガイド有志12名とと瀧安寺の檀家さんを中心とする「箕面富」の行事出仕者メンバーが、8:30に寺務所
に集まり、行事の流れとそれぞれの役割分担の説明が行われました。
私の分担は、前半はこの日特別公開される客殿(圓満殿)と鳳凰閣の拝観者の受付対応、後半は来場者の整理・警備の担当です。一般来場者の受付前に富くじを買ってみました。番号が書かれた木札は、後で富くじ抽選の木箱に入れられます。
9:00前になり、それぞれの持ち場に向かいました。朝のうちはひんやりしていたものの、一気に気温が上がって暑くなってきました。
私が担当する客殿は、元々箕面山で修行する修験者のための宿泊施設として建てられたものです。玄関中央には高貴の象徴である龍の木彫り
左右には当時珍しかった象の木彫り(魔除けのため?)が彫られています。
窓には、魔除けのある逆ハート型の猪目(いのめ)模様が使われています。
拝観者が来る前にざっと中を見てみました。それぞれの客間には、日本画の貴重な襖絵がいっぱいです。
貴人の間には「箕面富」に使われる富箱が置かれていますが、この日だけは表に搬出されています。
天皇の勅使など皇室に関わる方が来山された時にのみ使われる部屋もあります。中央には一段高い玉座が設けられています。
欄干にも菊の御紋が。
隣接する鳳凰閣は、国会議事堂や京都市役所を設計した武田五一が設計した建物で、国の登録有形文化財になっています。
2階には上がれませんが、1階には箕面に縁の深い役行者(えんのぎょうじゃ)の肖像画や
修験者(山伏)の服装の展示があります。
中庭は滝道を象った枯山水になっています。
客殿前から望む瀧安寺の境内。
担当時間が終わったので山門前に戻ると、箕面富の行事が始まりました。我々の役目は、来場者の整理をして、舞台となる観音堂に向かう演者の石段通路を確保する役目です。
オープニングは地元の舞踊集団「民舞胡蝶」さんの踊りが2曲披露されました。
11:00富箱が観音堂の中から正面に出され、住職の法螺貝を先頭に式衆3名が入場して、富くじイベントの儀式が始まります。
続いて、富札が乗せられた三宝を持った推進係が入場。
富札を富箱に入れて、箱を揺らした後
先に槍が付けられた棒で、富箱の中の札を突き刺して、一つづつ取り上げます。番号が読み上げる度に、どよめきが広がります。
最初に「大福御守」の当選者3名が決まり、登壇して挨拶。
2番目は、それより小さな「招福御札」10名が決まります。
その後、「実行委員会賞」10名(商品は蕎麦)と、「弁財天特別賞」10名(商品は御神酒=日本酒)が次々と発表されました。私はといえば、今年も全く掠りもしませんでした。
(周りでは、「お札より商品の方がいいよね」という声も。笑)
11:30過ぎには全ての行事が終わり、全員で後片付けに加わります。のぼりやテント、机などを畳んで倉庫に運びます。その後は、お弁当とお茶を受け取って解散しました。今年も600人以上の人が富くじを買い求めて、とても盛り上がったイベントだったようです。
おまけ
箕面のマスコットキャラ「滝ノ道ゆずる」君もやって来て、愛想を振りまいていました。中の人は観光案内所のMさんだったそうです。暑い中お疲れ様でした。
























