箕面市は、東西に西国街道が横断していて、西国22番札所總持寺から23番勝尾寺、そして24番中山寺に至る巡礼道もあり、大阪と結ぶ箕面街道(大阪道)が南北に走るという、旧街道や古道が残る珍しい街並みになっています。
その中の巡礼道をメインに辿る研修ツアーを、箕面観光ボランティアガイド(MVG)の先輩たちが企画してくれたので、参加してきました。
*今年の6月に、箕面大滝をはじめとする名所旧跡や歴史・伝統行事など、80アイテムが「箕面遺産」として選定され、今回の街歩きでもそのいくつかを巡りました。(文中★印が箕面遺産)
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10月12日日曜日朝9:30、阪急箕面駅前にMVGのメンバーが27名集まりました。2つの班に分かれて出発。午前中は東に向かって進みます。
この日の午前中のコース
駅前の交番の向かいに建つ「義士萱野三平之旧跡」と刻まれた石碑。箕面の有名人萱野(かやの)三平の屋敷跡の方向を示す石碑です。
少し東に進むと、東西に走る萱野道と南北に走る箕面街道(大阪道)の「中の坂」との交差点にあたる四つ辻には「大井堰水路分水地」★があり、昔の4つの部落に通じる水路の分水地が残っています。
その反対側に、道標(地図①)がひとつ建っていて、「すぐみのおかち、右京、左中山」(真っ直ぐは箕面勝尾寺、右は京都、左は中山寺)と記してあります。
さらに東へ進み、旧麻田支藩の代官屋敷跡(★地図②)に到着。
屋敷は跡形もありませんが、屋敷の守護神として祀った荼枳尼天(だきにてん)の祠が残っています。
(街中歩きということで油断して虫除けを持ってこなくて、この辺りの草むらで蚊などにいっぱい噛まれました💦)
山麓線の車道に出ました。高台なので箕面の街並みがよく見えますね。
その先の如意谷団地には、団地造成中に銅鐸が発見された説明板(★地図③)があります。今回は団地の中には入らず、路肩で説明がありました。銅鐸の現物は箕面市立郷土資料館に展示されているそうです。
昔は水が貴重だったので、水の神である龍を祀った龍王神社。
大伽藍のあった如意輪寺が焼失し、その奥ノ院の跡にある如意輪観音堂(★地図④)。
奥に進むと、立派な石碑が残っています。右から、役行者、弘法大師、如意輪観音、不動明王が彫られています。昔は縦に積み上げられていましたが、崩落したあと横に並べられたそうです。
山麓線から山に向かい、しおんじ山を過ぎて奥に進んだ先に
箕面のパワースポットのひとつ、高さ25m(実測は19mらしい)ある巨大な医王岩(★地図⑤)があります。大黒さんと神農さん(少彦名)という医薬関係の二神が宿ると言われるので、この名前がついたそうです。
裏へ回ると、一番上の岩の下に大きな隙間があり、いつ崩れてもおかしくない感じでした。
ここから南に下りて、いわゆる巡礼道に入り、西に進みます。
白島にある道標(地図⑥)。西面に「左勝尾寺」、北面に「右中山寺 三り」と彫られています。
如意谷の道標(地図⑧)には「左中山」と彫られています。
如意谷地区の道端には、箕面に15基ある庚申塔(地図⑦)のひとつが残っています。
少し道を外れた家の敷地には、如意谷の山の中腹にある愛宕社の常夜灯が移設されていました。
巡礼道が萱野道と合流する地点にある道標(地図⑧)。正面に「すぐみのを」、裏面に「すぐ京道」とあります。
桜並木通りに近い場所にあるのが北向地蔵(★地図⑨)。普通は南向きに建てられる地蔵尊がここでは北向きにあるのが珍しいです。
その隣にも庚申塔が残っています。
駅前まで戻ってきたのは12:30過ぎ。約7km、一万歩歩きました。駅前で昼食休憩をとった後、午後は西に向かいました。
>>>巡礼道@箕面を東へ西へ(西編)につづく























