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晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

 

 

 

からの続きです。

 

12月1日日曜日 15:00 「1万人の第九」コンサートが開演しました。プログラムは2部構成です。

 

(写真はゲネプロまえのものです)

 

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第1部

 

オープニングは、兵庫県芸術文化センター管弦楽団(PACオケ)と名門淀川工科高校吹奏楽部の演奏する「オリンピック・ファンファーレ&テーマ」です。1984年のロス五輪のために、ジョン・ウィリアムズが作曲した作品ですね。

 

華やかな演奏が終わると、佐渡裕さんと、MCを務める女優の松岡茉優さん、MBS毎日放送の三ツ廣政輝アナウンサーが登場。簡単なトークの後、最初のゲストプレーヤーが登場しました。

 

まだ22歳という若いピアニスト亀井聖矢(まさや)さん。若干20歳でロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝した若き天才です。

 

名刺がわりに演奏したのが、リスト作曲の「ラ・カンパネラ」。パガニーニのヴァイオリン協奏曲のテーマをピアノ用に編曲した曲です。プロの演奏者でも躊躇するような超絶技巧の曲を、さらっと弾いたのには驚きました。

 

続いて演奏したのは、サン=サーンス作曲の「ピアノ協奏曲第5番<エジプト風>」。圧倒的な迫力あふれる演奏に、終わった後はものすごい拍手にホールが包まれました。私も初めて演奏を聞いたのですが、これから注目していきたいピアニストになりました。

 

亀井さんとMCのトークのあと、サプライズゲストが登場。なんと、パリ五輪バレーボール日本代表の高橋藍選手とレスリング金メダリストの鏡 優翔選手が紹介され、二人の姿がホールのモニターに映し出されると大きなどよめきが起こりました。

 

なぜこの二人?と思ったら、二人とも「1万人の第九」のスポンサーであるサントリーの所属だったので納得。MCと簡単なトークをして退場してしまいました。

 

サプライズはこれで終わらず、次にすごい企画が発表されて、またまた会場にどよめきが広がりました。この企画については、特別な内容なので最後に追記として紹介します。

 

そして、二人目のゲストシンガー絢香さんが登場。過去に大阪城ホールでの公演なども行なっているはずだし、前日のリハもあったので、15,000人に囲まれていても余裕の表情でステージへ。

 

みんな空の下

あいことば」(映画「「人魚の眠る家」のテーマソング)

beautiful

と3曲を立て続けに披露。

 

2006年に「I believe 」で鮮烈なデビューをしてから、私がずっと注目している歌手なので、生で聴けてとても嬉しかった。出産・育児のために休養した後に歌手活動を再開した時は、声量・音域ともに落ちたかな?と感じていました。

 

しかし、この日の歌はパワーがすごかった。(PAの技術もありますが)生オケに負けない声量で圧倒されました。隣の人が「初めて聴きましたが、上手いですねー!」としきりに感心していました。

 

そして、最後にもう一曲「にじいろ」。朝ドラ「花子とアン」の主題歌ですね。これを一万人のバックコーラスで歌い上げます。実はこの楽譜をもらったのが11月始め。クラスによっては2回くらいしか練習できなかったはずですが、簡単にハモリやすい編曲で歌い易かったと思います。

 

(絢香さんのインスタから)

 

大きな拍手に包まれて第1部が終了して、30分の休憩を挟んで、いよいよ「第九」の演奏です。

 

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第2部

 

真っ暗なホールでスポットライトを浴びて現れたのは、俳優の田中圭さん。「第九」の歌詞のもとになったシラーの詩の朗読です。落ち着いた声の朗読でしたが、個人的にはもう少し声に迫力があってもよかったのでは?と思いました。

 

拍手が収まるのを待って、PACオケによる「第九」の演奏が始まりました。PACオケも毎年若い団員が入ってメンバーが交代するシステムなので、なかなかレベルアップが難しい。他の日本のオケと同様、弦楽器は上手いけれど管楽器がね、という印象がありました。それでも今年は管もなかなかいい感じでしたよ。

 

第一楽章、第二楽章と進み、4人のソリストが入場して、気分が高まります。

 

第四楽章のファンファーレが始まると、一気に緊張感が体を突き抜けます。「第九」はもう何十回と歌っていますが、この気持ちはいつも変わりませんね。

 

そして1万人が一斉に起立して、バリトンソロの後、男声の ”Freude!” 。重厚な声がホールに響きます。

 

演奏の細かい内容はあえて書かないことにします。少しテンポがズレた箇所があったものの、全体に大きなミスはなし。私の感想は、ゲネプロの時の演奏の方が良かったかな?といったところです。

 

コーダに入り、最後のジャジャジャジャン!とオケの演奏が鳴り終わった瞬間、天井から金色のテープとハート型の花びらが舞い降りてきて、万雷の拍手が起こります。

 

カーテンコールでは、合唱の指導を行なった先生方もステージに並び、拍手を受けます。

 

最後は、ペンライトを振りながら「「蛍の光」の演奏です。今回で17回目の参加になりましたが、やはり良いものですね。演奏の技術は普通の「第九」コンサートより劣りますが、「1万人が声を合わせるお祭り」という感じでみれば、開催する意義は有ると思います。そうでなければ42回も続いていませんから。

 

興奮も冷めない中、ホールの外では記念撮影する参加者がいっぱいでした。冷たい空気の中、クリスマスツリーのイルミネーションを眺めながら、大阪城公園駅へ。

 

追記 1

この日の模様は、12月14日土曜日 16:00〜16:54 に、MBS始めTBS系列の全国ネットで放送されます。

 

追記 2

第1部で発表されたビッグサプライズ。それは、大阪万博の開幕初日4月13日に、会場の円形大屋根リングで「1万人の第九」を演奏するというもの。

 

MBSのプレスリリースはこちら

 

 

とんでもない?企画ですが、ちょっと魅力あり。高額の参加料や屋外での演奏ということなど、躊躇することもあり、応募するかどうかはまだ検討中です。