毎回趣向を変えて行われるパンマラニッククラブのイベント。今月は「京都のチベットへパンを買いに行く」?というテーマで行われました。
「京都のチベット」ってどこ?
大原?ーいやあそこにはパン屋さんはないはず。
まさか亀岡?ーでもそこまで行くのはハードルが高いし。
と、いろいろ思いを巡らしながら、当日を迎えました。
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4月28日日曜日 朝8:30、集合場所の京都三条大橋の袂にある高山彦九郎像(通称ドゲザ)の前に、パンマラ部長をはじめ14人が集まりました。この日の京都の予想最高気温は31℃!すでにこの時間で熱気が感じられる暑さです。
この日のコースです。
まずは鴨川の河川敷を北上。チベットを目指すなら北へ向かいますね。青空が眩しい✨
亀の飛び石を渡って、鴨川デルタへ上陸し、賀茂川の河川敷をさらに北へ走ります。ランニングコースなのでランナーとすれ違いますが、近くのホテルなどに泊まっている外国人観光客と思われるランナーが多かったです。
北大路から川沿いを外れ、京都府立大学の横を通り、下鴨中通をひたすら北へ。北山通を過ぎて、その先にあったのが、1軒目の
Radio Bagel(レディオベーグル 地図②)
名前の通りベーグルの専門店です。過去に2回ほど訪問したことがありますが、京都市内でも人気のベーグル店なので、9時の開店からまだ30分も経っていないのに、10人ほどの行列ができていました。(我々が並んだ後にも次々と並ぶ人の姿が)
10種類くらいのベーグルがありますが、翌日の朝食用に3種類ほど買ってみました。
さらに北へ向かうと、徐々に坂道が現れます。
強烈な坂があり、登り切った後で標識を見ると「25%」の表示が💦。
比叡山がよく見える岩倉地区に入り、叡電木野駅近くにあったのが
Les Frères Moutaux (レ・フレール・ムトウ岩倉本店 地図③)
初めて訪れた店ですが、郊外にこんな大きな店があるのを初めて知りました。
パンだけでなくラスクやマカロンなどの焼き菓子もあり、結構人気のようです。
ラシュク(シュー型ラスク)という、この店のおススメがあったので買ってみました。
東へ向きを変え、叡電岩倉駅近くにあったのが
Bremen(ブレーメン 地図⑤)
50年近く続く、地域密着のパン屋さんのようです。
近所の家族連れに愛されているのがわかる、面白いパンがいっぱい。長く愛されているのは、やっぱり美味しいからでしょうね。
店内に置いてあるミニチュアも可愛らしい。
気温が一気に上がって暑くなってきたので、コンビニに寄ってクールダウン。いよいよガリガリ君の季節ですね。
さらに北に上がり、森が多くなってきました。どうやらチベットというのは、岩倉地区のようです。
(部長によると、チベットというのは涼しい高地という意味で使ったそうです)
「クマ出没注意」の看板のある矢印の先にあるのが
BRUGGE(ブルージュ)洛北(地図10)
こんな山奥でやっていけるの?と思ってしまいますが、部長の話ではオンライン販売や催事の出店などで、それなりにやっていけてるそうです。
店内はこんな感じです。
ここは近くを流れる川沿いにイートインスペースがあり、ここで昼食タイム。
この日の最高点(標高150mくらい)だけあって、涼しい。
この日は「今シーズン出走したマラソン大会のTシャツを着てきてください」と、事前に部長から指示があり、私は先月の「ふくい桜マラソン」のTシャツを着て行きました。メンバーが出走した大会のエピソードを聞きながらモグモグタイム。
後は市内に向かって下りるだけです。鯉のぼりで飾られた宝ヶ池公園を横目に
さらに南へ向かって、修学院駅近くにある昔ながらの商店街「プラザ修学院」の中にあるのが
タナカパン製作所(地図11)
ここは以前オープンした直後にパンマラニックで訪れたことがあり、こぢんまりとしたお店です。
さらに南へ。一乗寺駅の近くにあるのが、この日最後に訪れた6軒目の
ぱんのちはれ(地図12)
ここはパンマラニックではなく、以前ラーメン街道で有名な一乗寺でラーメンを食べた時に偶然見つけて入ったことがあります。
いろんな種類のパンがこれでもかと並んでいます。
これでこの日予定していたパン屋さん巡りはお終いですが、暑くなったので部長が気を利かせてかき氷屋さんに案内してくれました。
去年暑い時のパンマラニックで訪れたことのある「アイス松本」です。(地図13)
氷屋さんのかき氷が美味しくないわけがありません。
いろんな種類がありますが
私はあえて地味な「みぞれ」をチョイス。
クールダウンできた後は、スタートした三条大橋まで戻ります。
時刻は14時前で、河川敷では水遊びに興じる家族連れや学生たちの姿がありました。
14過ぎ、ドゲザ前に戻ってきて、解散。約5時間半で25kmほどのマラニックでした。予想どおり暑い中でしたが、こんな機会でもないと訪れない郊外のパン屋巡りができて、楽しかったです。
追記
三条から四条河原町まで戻り、阪急電車に乗ろうとしたら、タイミングよく観光列車「雅洛」(がらく)が出発するところだったので、飛び乗りました。
休日しか運行しない電車ですが、煌びやかな内装の特別車に乗車券だけで乗れるのが魅力です。さすが阪急、太っ腹ですね!