>>>からの続きです。
(写真は、大会HPからも少しお借りしています)
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2月18日日曜日、京都マラソン大会当日。
この日はいつも普通列車しか停まらない最寄りの西京極駅に、阪急電車が特急列車も臨時停車してくれるので助かります。朝早い時間帯にもかかわらず車内はほぼランナーで満員でしたが、ずっと座って来れてラクチンでした。(事情をしらない乗客が「なんで朝からこんなに混んでるんだ!」とブツブツ言ってましたけど)
予定したより早く、7時過ぎにスタート会場に着いてしまいました。
こんな時間でも会場の周りはランナーでいっぱいです。
空いているうちにと、トイレへ。珍しく男子用にも洋式トイレが併設されていました。写真左にあるテントの中には、男子の小便器がそれぞれ5基づつ置かれています。初めて見ましたが、これは良いですね。
しばらく付近をぶらぶらしていると、走る人や応援に来た人など、知り合いのランナーに何人か遭遇。
8時前には、ラングループの仲間たちと集合写真。後ろにあるのは、地元京都出身で広島カープ選手だった衣笠祥雄さんの銅像で、2年前に造られたそうです。
1週間前までは、晴れて20℃くらいまで暑くなる予報でしたが、この日は朝から曇って時折パラつく空模様だったので、とりあえずカッパをはおりました。ウェアはTシャツにアームカバー、短パンにゲイター、そして参加賞のネックゲイターを首に巻いて、途中で暑くなっても対応できるようにセットアップ。
手荷物を預け、8時過ぎにスタート会場になる「たけびしスタジアム京都」(西京極陸上競技場)に入ります。
ここ数年は5時間前後でしか走れなかったので、スタートブロックはGブロックになりました。(これから後ろのブロックだと、サブグラウンドで整列することになるため、それは免れましたが💦)
Gブロックはスタジアムの端だったので、ちょうどスタートゲートが正面に見えるベストポジション!これはラッキー。
8:45からスタートセレモニーが始まりました。MCは有名DJのキヨピーこと谷口キヨコさん。来賓挨拶の後は、応援隊の森脇健児さんと千葉真子さんが、ゲキを飛ばしたり軽い体操で緊張をほぐしてくれます。
8:55 車椅子ランナーがスタートした後
9:00 一般ランナーがスタート。スタート時の気温は13℃ありました。底冷えして防寒着がマストだった過去の大会からは考えられないくらいの暖かさです。ここでカッパは脱いでしまいました。
号砲がなっても、Gブロックは全く動かず。しばらくして動き出し、スタートゲートに着いたのは約10分後でした。
壇上で見送ってくれたのは、森脇・千葉の二人の他に、朝原宣治さん、奥野史子さん、本田望結ちゃん、桧山進次郎さんなど。赤いジャケットは、今月で勇退する門川京都市長です。
スタジアムを出て、葛野大路通を北へ、四条通に入ると西へ直進です。沿道の応援も多かった。
考えたら、去年3月の東京マラソン以来のフルマラソンです。記録を狙うわけではないので、周りのペースに合わせてキロ7分くらいで走ります。まだダンゴ状態なので、後ろから走ってくるスピードランナーは、右へ左へ追い抜くのも大変そうでした。
桂川にぶつかったところで北へ。ここはいつも風が強いところですが、全く感じませんでした。愛宕山も雲を被って山頂が見えません。
ハイタッチゾーンも復活していました。暑くなって来たのでアームカバーを外します。
沿道応援がいつも多い渡月橋手前6km地点では、知り合いの応援をいくつか発見。
沿道にいた謎のキャラクター応援団(すべて謂れがあると思いますが 笑)
JRを跨ぐ高架橋を登ります。ここは車道しかないので、試走できなかった坂です。
一条通に入って、東に向かいます。水が抜かれていた広沢池も、水が入れられていました。
最近流行っているティラノサウルスの着ぐるみ応援。
この「きぬかけの道」は細かいアップダウンがありますが。まだ元気で上り下りできました。
10km過ぎの給水所で最初のジェルを摂りました。フルマラソンでは給食もありますが、いつも10kmごとにジェルを飲むようにしています。
有名な仁和寺前のお坊さんの応援。野太い声援が聞こえて来ました(笑)。
平野神社前から西大路通に入ります。京都の駅伝大会でよく使われる、上り坂のコースですね。
「左大文字」を眺めながら、北大路通へ。やっと下り坂になります。
今宮神社の鳥居をくぐると
17km過ぎで最初の給食エイドがありました。とりあえずバナナをいただきます。
今宮神社の門前では、見事な太鼓の演奏。
(今年は太鼓の沿道応援が多かったので、まとめてみました。)
17.5km過ぎ、加茂川右岸の給食エイドは、ミニサラダせんべいや豆パンなど。給食エイドは食べなくても全部寄ることにしていました。
北山通りに入りました。初めてのすれ違いコースです。
中間点前のエイドで、ミニトマトをつまみながら先へ。
五山送り火の「妙」と
「法」を眺めながら進むと
ようやく折り返し地点へ。後半は折り返しの多いコースになります。
下鴨本通でも折り返すので、知り合いを探しながら走っていました。
26.5kmの給食エイドでは、京都名物の「生八ツ橋」がいただけます。
そして、京都植物園に入リ
園内をグルグルするという、京都マラソン独特のコース。
舞妓さんの応援があるのも京都ならでは。
再び賀茂川沿いに戻って、河川敷に下りて走ります。
ここでもハイタッチゾーンが復活。
千寿せんべいはたくさん残っていました。給食エイドの後に必ず給水エイドが置かれていたのは、助かります。パサパサになった口を潤すことができますね。
この河川敷コースも以前は雨が降ったらドロドロになっていましたが、今は舗装されて走りやすい。
どこかでも見た(笑)ティラノサウルスの応援。着ぐるみの中は全て女性でしたよ。
河川敷を上がって、丸太町通りへ入り、京都御苑の南西角で折り返します。
丸太町通と河原町通の交差点は都合3回通るので、すれ違うランナーでいっぱいです。
京都市役所前まで下りて折り返し。この辺りが35km地点で、ぼちぼち足に疲れが出始めました。足攣り予防のタブレットは早めに飲んでいたので、ここまで足攣りは無し。(後で聞いたら、後半足攣りに悩まされたラン友さんがいっぱいいたようです。)
37km過ぎにある最後の給食エイドにはロールケーキの「京ばあむ」があるので、しっかりいただきました。
大文字の火床が見える、今出川通の最後の登り坂を折り返すと、残りは2kmちょっと。ここまでほとんど曇り空でしたが、時折陽が差したり、雨がパラっとしたり、天気がコロコロ変わった日でした。気温は18℃くらいまで上がっていたようです。
ここまでラン友さんの沿道応援もいくつかありましたが、スタートしてからすでに5時間が過ぎ、さすがに少なくなってきました。それでも最後の最後、東大路通で待っていてくれた仲間がいました。これはうれしい!!元気をもらってラストスパート。
14:30 ようやく平安神宮の赤鳥居が見えてきて、ゴール!タイムはネットで5時間21分、京都マラソンのワースト記録でした。制限時間を6時間ではなく7時間と勘違いしてのんびり走っていたのに途中で気がついて焦りましたが、楽しんで走れたので悔いはありません。
今年の完走タオルも、バフと同様、黒地に源氏香と吉祥模様のデザインという凝ったもの。
完走メダルも凝っていて、舞妓さんの顔に2月のかんざし「梅」がデザインされ、リボンも京友禅に使われる花かんざし模様というデザイン。
着替えを済ませて、「みやこめっせ」の3階に上がり、無料のみそ汁をいただきました。
西京白味噌に九条ねぎと京豆腐の入ったみそ汁を、ゴール後にもらった京都米のおにぎりと一緒にいただいて一息つきました。
(写真はゴール後にもらったものと、エイドでもらって食べられなかったお菓子など)
「おもてなし広場」から「おつかれさま広場」に変わったエリアでは、いろんな屋台が出ていましたが
京都の超有名料亭「祇園 さゝ木」が出店していたので、これは食べないわけには行かないと並んでみました。
美味しいにしんそばが、なんと¥700でいただけました。出汁が熱々で量もあり、とてもお得でした。
レース後のラン友さん達との打ち上げは、来週開催される大阪マラソンが終わった後に合同で行うというので、一人でゴール会場を後にしました。
とりあえずお風呂に入りたかったので、ゴール近くの銭湯は混んでると思って、地下鉄に乗って西の天神川駅近くにある「やしろ湯」へ。
さっぱりした後は、帰りにたまたま見つけたステーキ屋さんで、ひとりお疲れ様会。
150gのアンガスステーキに、ビールも含めて¥1,380と、とてもお得な料金でした。
さすがに家に着いたらバタンキュー。8時には布団に入ってしまいました。
今シーズンのフルマラソン参戦は、来月末に開催される「ふくい桜マラソン」のみ。こちらも楽しんで走って、ぼちぼちフルマラソンも卒業かなと思うこの頃です。