今年の「かたのビッグロックトレイル」もボラで参加 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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毎年2月に、大阪府交野(かたの)市にあるくろんど園地と交野山(こうのさん)のエリアで行われているトレイルランニングレース、「かたのビッグロックトレイル」*が今年も行われました。

(*交野山山頂の観音岩が”ビッグロック”と呼ばれているので、この大会名になっています)

 

私は過去2回走っているので、去年はボランティアスタッフとして参加し、今年の大会もボランティアでお手伝いしようと手を挙げました。エイドか誘導スタッフを希望したのですが、直前までどこの担当かわかりませんでした。

 

大会1週間前にZOOMでオンライン説明会が行われましたが、スタッフマニュアルや分担表が送られてきたのは大会前日というバタバタ模様。去年参加しているので大体の流れはわかっていたため問題はなかったですが。

 

(写真は大会カメラマンやラン仲間が撮ってくれたものもお借りしています)

 

大会当日の2月12日祝日火曜日、朝4時に起きて会場に向かいます。この時間ではコンビニくらいしか空いていないので、おにぎりなどを買って電車の中で朝食を摂ります。

 

京阪電車枚方(ひらかた)駅に着く頃には、同じようにボラをする知り合い何人かに出会い、一緒に会場に近い私市(きさいち)駅へ。

 

会場の「星の里いわふね」に着いたのは6:30過ぎ。気温表示は−1℃。少し肌寒いものの、陽が上がったら暖かくなる予感。

 

集合時間の7:00過ぎから、ボランティアスタッフのブリーフィングが始まりました。大会運営を統括する大北さんから、全体の流れの説明があったあと、担当エリアグループごとに集まって、細かい打ち合わせ。

 

ボランティアは救護も含めて約80人が集まりました。この規模の大会では多い方ですね。私を含め5人は、17km過ぎの郡南街道のコース誘導の担当でした。

(コースのこの辺り↓)

 

現地に着くのは10時過ぎで大丈夫ということだったので、それまでは大会設営を手伝います。

 

机を並べたり、ノボリを取り付けたり、スタート・ゴールゲートを立ち上げたり。

 

協賛メーカーの出店ブースも次々と立ち上がっていきます。

 

協賛も年々増えて、今年は50社を超えるメーカーが出店していました。SALOMON・ALTRA ・HOKA・MERRELL・montorail・TOPO・milestone・NATHAN・New-HALE・LEKI・Garmin・Ruy*・Mountain Hardwear ・patagonia などの有名ブランドが軒並み出店しています。こんなローカルの大会にこれだけ集まるのは、大会運営者のコネクションの広さを感じます。

(*Ruy=ゲスト参加した上田瑠偉くんの個人ブランド)

 

8:00になり受付がスタート。今年はゲストランナー含めて約600人の参加がありました。晴れ渡って雨の心配はなさそうです。

 

スタート時間が迫ってきました。上田瑠偉くんの檄が飛びます。

「最後尾でスタートしますので、追い抜かれないように!追い抜かれたら、そこから頑張ってください!」

 

9:30 Wの部(23kmのコースを2周回=46km)に参戦の猛者たちがスタートしました。

 

そのスタートを見届けて、我々も車で現地へ向かいます。(一般ランナーは9:40〜10:00にかけてウェーブスタートです)

 

10:00過ぎに郡南街道のロードに到着。コースを歩きながら、5人の担当ポジションを決めていきます。このエリアは近くにトイレが無いので(3kmほど離れています💦)男性だけが担当することになっています。気持ちよく走れる下りのロードですが、車の往来が多いので気を使うところです。

 

少し風があって肌寒い。私はあらかじめ寒さ対策でダウンなどを重ね着しておいたので、カイロまでは使わなくて済みそうです。

 

しばらくブラブラしていると、11:20 トップランナーがやってきました。No.217の近藤選手です。17km過ぎのこの地点まで1時間半という驚異的なペース!

(彼はその後ぶっちぎりで優勝しました)

 

11:30頃、最後尾でスタートした上田瑠偉くんが通過。あまりに速すぎて写真撮る暇もありませんでした。ここまで500人以上を抜いてきたことになります。2時間ぐらいでゴールしたはずです。

(写真は大会カメラマンが撮影)

 

11:35 Wの部参戦のくっすんこと楠田選手の顔が!彼女もここまで約2時間というすっごいペース。

(彼女もぶっちぎりで女子の優勝でした)

 

12:30あたりから、知り合いのランナーが次々と通過していきます。声をかけたり、余裕があれば写真を撮ったり。

 

13:00前からは男子のボリュームゾーンになり、知った顔のラン仲間が次々とやってきました。

 

13:00を過ぎると女子のボリュームゾーンになり、こちらも知った顔を見つけては声をかけ写真を撮ります。この頃同じ場所でランチューバーの「おしゃべりランナーあひる」さんが応援に来ていて、並んで声をかけてくれました。

 

この頃になると気温も上がってきて、ランナーは暑くて水分不足などから足を攣ったというメンバーの声がいっぱいでした。また、マーキングテープが紛らわしい場所に取り付けてあって、コースアウトしたランナーが数十人いたというクレームもあり、次回以降の改善点ですね。

 

それから15:00過ぎまで、1時間ずつコース誘導場所を交代しながら、選手を応援しました。ランナーが途切れたタイミングで、立ちながらおにぎりや行動食で食事を摂ります。また場所によって日向になったり風が通り抜けたりして気温の差があって、ちょっと苦労しました。

 

15:30頃、最後のチェックポイントをWの最終ランナーとスイーパーが通過したという連絡があり、我々も現場を撤収して会場に戻ります。

 

会場ではいろんな飲食ブースもオープンしていて、いい匂いが漂っています。我々ボラも撤収時間まで会場をうろうろして楽しみました。

 

ちょうど16:00過ぎから、Wの部の表彰式が始まり、予想通りくっすんが優勝。確か去年も優勝しているので、これで2連覇ですね。

 

その後は、ランナーたちのお待ちかねの抽選会です。ゼッケンナンバーが入った箱から引いて協賛メーカーの商品が当たるというもの。商品はシューズやウエアなどがたくさんあって、各メーカーの大盤振る舞いでした。

 

17:00頃にはすべての大会スケジュールが終了して、会場の撤収が始まりました。ただ指示系統がはっきりしていなくてランダムの作業になり、動いている人がいれば見守るだけの人もいて、これも次回以降の改善点ですね。ボラのメンバーだけでガラポン抽選会も予定されていましたが、これもちょっとした不手際があって無くなってしまったのが残念。

 

18:00前にはほぼ片付いて、最後に日当をいただいて帰路につきました。日当のでないボラのある中で、これはうれしい。

 

2年連続の大会ボランティアで、プチトラブルもありましたが、人気の大会に参加できて良かったです。ランナーにもボランティアにも知った顔がいっぱいで楽しめました。来年も参加するかはわかりませんが。

 

おまけ

ルイくん以外のゲストランナーでは

GoProで撮影しながら走る、有名ランチューバーの「くれーじーかろ」こと甲斐大貴(ひろき)くんや

 

サエモンこと惠中彩恵さん、などが走っていましたよ。