私の今シーズンの最初のレースとなる、「舞鶴赤れんがハーフマラソン」に参加してきました。
(写真は舞鶴市内にあった大きなポスター)
ちょうどタイミング良く、JR西日本が企画した「サイコロきっぷ」*で、東舞鶴駅までの格安切符が手に入ったので、2泊3日の旅ランをすることにしたのです。
*サイコロきっぷ
JR西日本が今年初めて企画した、¥5,000で3日間の乗車ができる格安切符。旅の行き先をサイコロを振って決めるというユニークなものですが、行き先は、東舞鶴・芦原温泉・尾道・倉敷・餘部・白浜に限定されます。サイコロは2回振る(応募する)ことができて、2回とも同じ行き先が出た時のみ、博多に変更できるというもの。
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10月8日土曜日
12:25 京都駅発特急まいづる5号に乗って、一路東舞鶴駅へ。たまたまこの時の車両が通常の特急車両じゃなくて、「丹後ディスカバリーKTR8000系」”丹後の海”の新型車両でした!
「ななつ星」など、最近の特急企画車両の設計・デザインを手がけている水戸岡鋭治さんのデザインによるものです。
外観はメタリックな感じですが
車内は木を利用した温もりのある空間になっています。
日除けの格子窓や、壁の絵など、所々に水戸岡デザインの特徴がありますね。この日は見れなかったですが、のれんやソファー席もあるそうです。
京都駅で”秋の彩り弁当を買って昼食タイム。
14:02 定刻通りに東舞鶴駅に到着しました。駅のロッカーに荷物を預けて早速市内を散策します。
舞鶴といえば明治時代から海軍基地として有名ですが、その当時は引き込み線として作られ、今は遊歩道になっている「北吸隧道(きたすいすいどう)」に沿って港に向かいます。
いかにも鉄道跡という道に沿って、レトロな街灯があります。
煉瓦造りのトンネルが現れました。
トンネルの中も、綺麗に積み上げられた煉瓦の壁に
これもレトロなランプが灯っています。
その当時の北吸駅の名残。
こんなカラーマンホールも発見。
今回のマラソン大会の名前にもなった、赤れんがの倉庫が残る公園に到着。ここにも流行りのロゴが置かれて、映えるスポットになっていました。
しばらく倉庫の内外を散策。
絵になる風景を見つけたり
綺麗なステンドグラスがあったり。
その後は、この日のお目当て「軍港めぐりクルーズ」の遊覧船乗り場に向かいます。結構人気があると聞いていたので、前もって予約しておいたのです。
15:00出港の遊覧船は満席で出発。湾内を左回りに遊覧します。乗組員は船長とガイドの元自衛隊員を含めて3名が乗船。船内よりデッキの方が見やすそうだったので、海風に吹かれながら見ることにしました。
この日は比較的多い10隻の艦船が停泊しているそうです。
掃海艇688「あいしま」
機雷などを回収します
掃海艇681「すがしま」
ミサイル艇824「はやぶさ」
艦の横には今風のQRコードが設けられ、舞鶴地方総幹部のtwitterサイトに繋がります。
湾内にある吊り橋「クレインブリッジ」。「大阪の人、和訳したら『鶴橋』ですよー!」とガイドさんがウケ狙いで説明していましたが、反応は少なくでかわいそうでした。
マラソンコースで敷地内を走る航空基地。
補給艦425「ましゅう」
中央部にある長いパイプで燃料補給をします
護衛艦175「みょうこう」
中央部に亀甲型の大きなレーダーを備えています
ミサイル艇828「うみたか」
護衛艦232「せんだい」
護衛艦156「せとぎり」
護衛艦181「ひゅうが」
空母のようですが甲板の下にヘリを格納しています
護衛艦118「ふゆづき」
30分ほどのクルーズはあっという間に終わってしまいました。この日は天気も良くて、リアス式の湾内は風も穏やかで快適でした。
TV取材も多いみたいで、船内には山本浩之アナや
三田村邦彦などの色紙が掲示されていました。
乗組員のポロシャツのバックプリントが良かったので、写真を撮らせてもらいました。
この近くが翌日のマラソンのスタート地点になるので、こんな立て看板があちこちに。
ホテルにチェックインした後、予約してあった焼肉屋さんへ。舞鶴といえばやっぱり海鮮ものが有名ですが、日曜日に海鮮居酒屋を予約していたので、この日はホルモン焼きが有名な「八島丹山」という店へ。
オススメの「赤れんがコース」をオーダー。塩タン・上カルビ・特選ハラミ・上バラ・ホルモンにキムチと野菜盛りが付きます。
鉄板ではなくて、ジンギスカン鍋のような丸い鉄板の上で焼きます。周りに水を入れ、肉の旨みが落ちた中で野菜を煮るという食べ方です。
ホルモンも丁寧に下処理してあって臭みもなく美味しかったです。
意外に女性客が多くて店内は満席。壁にはここを訪れた有名人の色紙が所狭しと飾られています。
ビールの他に、「マイハイ」(まいづるハイボール)と呼ばれるハイボールを飲んでみました。ハイボールに赤ワインをブレンドして「赤れんが」をイメージしたものですが、ちょっと甘ったるい味が残念でした。
最後は残ったホルモンとうどんを入れて、店の人が名物のホルモンうどんを作ってくれました。舞鶴の隠れたB級グルメで、これもなかなか美味しかったです。
ほろ酔いでホテルに戻って、翌日のレースに備えて早めに就寝。
>>> 2日目レース当日に続く。