おさんぽラリー 15 千早赤阪村・河南町・太子町・富田林市 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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おさんぽラリーも残るところ9/43市町村になりました。今までは比較的駅から近いポイントが多かったのですが、このラリーで一番ネックとなるのは、南河内郡にある3つの町村(千早赤阪村・河南町・太子町)でした。

 

おさんぽラリーは、本来大阪府内にある33市が対象ですが、イベント企画者から「できたら、10町村のカラーマンホールも探してみて!」と指示があり、それなら!ということで、車でしか行けないような場所も走って回ってみることにした訳です。

 

回る順番も重要です。効率よく回るためには、やはり遠い場所からという原則に従って、千早赤阪村から回ることにしました。

 

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6月7日

 

もうこのイベントで何回も乗った近鉄電車の富田林駅で下車し、ナビに従って国道309号を南下。正面に見えるのは葛城山でしょうか。

 

途中にある「道の駅かなん」に立ち寄ります。ちょうどこの辺りは河南(かなん)町と千早赤阪村の境なのです。

 

この道の駅に寄った訳は、事前にリサーチして、ここに河南町のカラーマンホールがあることがわかっていたからです。それがこれ!シューズの大きさと比べるとわかりますが、通常のマンホール蓋より小ぶりになっています。

 

道の駅でお昼用のパンをいくつか買って、そのままさらに南に進み、千早赤阪村に入りました。大阪府内唯一の村として有名なので、村役場に立ち寄ってみましたが、あいにく改装工事中でした。

 

あらかじめ村役場に電話して、村内にはカラーマンホールが設置されていないことは確認済みだったので、村役場の周辺道路にたくさんあるマンホールをチェック。村の木くすのきと村の花やまゆり、そして金剛山がデザインされています。「太平記」に登場する楠木正成の生まれた村をアピールしていますね。

 

実はいろいろ調べていて、大阪府内に1ヶ所だけこのマンホールのカラー版が置いてあるのがわかりました。それがこれ!やっぱりカラーの方が良いですね。

 

せっかくなので、近くにある「道の駅ちはやあかさか」にも寄ってみました。以前金剛山に登った帰りに立ち寄ったことがあるので、久しぶりの訪問でしたが、あいにくこの日はお休みで誰もいません。

 

時刻は11時過ぎ。お腹も空いていたので、ここで昼食タイム。自販機にはここにしかないような珍しい飲み物がいろいろあったので、その中でみかんサイダーをチョイス。道の駅かなんで買ったパンをいただきます。

 

朝のうち曇っていた空も晴れ上がり、気持ちの良い青空が広がって来ました。

 

このすぐ近くには、楠木正成生誕の地を示す大きな石碑が建てられています。

 

次に目指すのは、ちゃんとした河南町のカラーマンホールが置いてあるという、河南町立中学校です。

 

ナビに従って北に上がり、田んぼの中にある中学校を見つけました。

 

そのカラーマンホールです。町の木さくらと町の花ゆりがデザインされています。「道の駅かなん」にあったもの↑と比べると、やはり大きいですね。

 

中学校の向かいにある町役場が、意外に大きくて立派なのにびっくりしました。

 

さらに北へ。学生が行き交う大阪芸大のキャンパスを横目に走り

 

太子町に入りました。聖徳太子に縁があるために名付けられた町で、外せないのが

 

聖徳太子のお墓(御廟)がある叡福寺です。ここには太子以外にも、母と妃の墓もあり、飛鳥時代のファンにはたまらない場所ですね。

 

これが太子の御廟所(古墳)です。もちろん皇族の墓なので、宮内庁の管轄になっています。

 

見所がいっぱいありましたが、この日はおさんぽラリー優先だったので、さくっとお参りだけして、後日もう一度来てみることにしました。

 

御朱印はしっかり頂きました。太子が没して1400年ということで、限定の御朱印です。

 

太子町もカラーマンホールが置かれていないのは、事前にわかっていたので、町役場に行ってみました。

 

その付近にあったマンホールです。二上山を背景に、叡福寺の宝塔と町の花サツキ、そして聖徳太子の有名な条文「和を以って尊しと為す」がデザインされています。

 

町役場の中には、これのカラー版が置かれていました。やっぱりきれいですよね!

 

これも千早赤阪村のマンホールと同様に、カラー版が地面に置かれているのが大阪府内に1ヶ所あります。それがこれ。

 

太子町はその昔、飛鳥に通じる宮道として作られ、今は「竹内街道」と呼ばれる街道が通じていることでも有名です。移動する途中で、その一里塚を見つけました。

 

南河内郡の2町1村は、これでクリア。走った距離は20kmになりました。まだ13時過ぎだったので、一番近い上ノ太子駅から近鉄電車に乗って汐ノ宮駅まで行き、富田林市のチェックポイントを探すことにしました。

 

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汐ノ宮駅で降りたのは、富田林市のグルメポイントであるカフェ「豆小屋」が駅から近い場所にあるからです。

 

ランナーでもあるオーナーのひがさんが趣味?でやっているこのカフェは、週3日火・水・木だけの営業です。以前これも金剛山に登った帰りに立ち寄って以来の訪問でした。

 

「どこから来たの?」から始まり、「富田林駅から千早赤坂に行って....」とその日の行程を話すと、「じゃあ、25kmくらいね?」と素早く計算できるのは、ランナーあるあるですね。

 

寒くなってきたので、ホットコーヒーを飲みましたが、相変わらず美味しかった。

 

ここから富田林市のチェックポイントまでは、約5km。走っても行ける距離ですが、ちょっと疲れて来たので駅まで戻り、富田林西口駅で下車。向かった先は、重要文化財に指定されている旧杉山家住宅です、

 

駅から少し歩いて、寺内町に入ると周りの家並みが一変して、板塀の家並みが現れます。

 

その中のひとつが、江戸時代に建てられたという旧杉山家住宅です。今は誰も住んでいなくて、管理会社によって維持管理されているようです。

 

昔の大きな商家の名残がある家の中は、見所いっぱい。

 

この時代の建物には珍しく二階建てになっていて、なんと上にあがる螺旋階段が設けられていました。

 

因みにこの建物、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のロケも行われたそうで、館内には上白石萌音さん始め出演者のサイン色紙が展示されています。

 

じっくり見学した後は、富田林駅に向かいます。駅前にあったたのが、このカラーマンホール。金剛山・葛城山をバックに、旧杉山家住宅を中心にして、市の木くすのきと市の花つつじがデザインされています。

 

富田林市もこれでクリア。走ったのは2.5kmだけでした。

 

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この日は朝から頑張って、1市2町1村(赤のエリア)を回ってみました。今まで制覇した分(緑のエリア)と合わせて、これで38/43市町村をクリアできました。残るは5市のみで、コンプリートが見えて来ましたね。