マンサンダルを作ってみた | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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4年ほど前に、当時ランナーの間で流行っていたワラーチを自作して、走ってみたことがあります。

(その模様はこちら→ワラーチデビュー

その時に作ったワラーチはまだ持っていますが、以前ほど頻繁に履くことはなくなっています。

 

それからしばらく経って。マンサンダルという名前のワラーチに似たサンダルを、耳にしたり実際に履いて走っているランナーをちょくちょく見かけるようになりました。見かけはワラーチに似ていますが、何か違うような気もして興味はありつつも、それっきりで過ごしていました。

 

先月たまたまネットで、マンサンダルを作って走ってみようというワークショップ(WS)が開催されるのを見つけて、思わず申し込んでしまったのです。

 

会場は京都嵐山にある、カフェが併設されたランステ musubi-cafe 。今年でオープンしてから12年になる人気のお店です。統括店長はひらりんさんというウルトラランナーで、私も過去に何度かイベントに参加させてもらったことがあります。

 

30日日曜日、朝から日差しが眩しい中、カフェの2階にある和室のイベントスペースで、10時からWSが始まりました。この日の参加者は男性3名女性8名で、やはり場所柄か女性の参加者が多く、そのほとんどがランナーさんでした。

 

講師はマンサンダルを履いて走り回りながら、自らあちこちでWSを開いて、マンサンダルの作り方とその魅力を広める伝道師として活躍している、ホーリィさんことホリグチシンヤさん。

 

簡単な自己紹介から始まり、マンサンダルの生みの親である坂田満さん(通称マンさん→マンさんが作ったサンダルだから”マンサンダル”)の話になり、マンサンダルを作る前にみんなが知りたいと思っていた、ワラーチとマンサンダルの違いをたっぷり説明してくれました。

 

見かけは似ているものの、まずは元々の発想が違っていて、

ワラーチは、シューズからアッパーなどの余計な素材を削ぎ落としたもの

マンサンダルは、裸足がベースで最低限の素材を付け加えたもの

という事です。

 

使用する素材なども違っていて

ワラーチは、ソールのゴム素材とヒモ素材の固定方法がいろんなバリエーションがあるのに対し

マンサンダルは、使用する素材やヒモの結び方も決まっています。

 

(写真のマンサンダルはホーリィさんが実際に使っている私物で、真ん中の小さいのは端切れで作ったチャームだそうです)

 

そして、最も大きな違いは

ワラーチは足に紐で縛り付けるのに比べて

マンサンダルは「ゆる・ふわ・りん」という言葉で説明されましたが、紐となるパラコードをゆるく、ふわりと巻き、腰のあるパラコードがりんと立つ、という特徴があります。

 

そのため、足が地面を離れる時はソールが足裏から離れ、逆に足が地面に着く時はパラコードが立って足から離れるそうです。これが裸足感覚に近いというマンサンダルの一番の特徴です。

 

(写真はホーリィさんがこれらの違いを説明するために、靴を並べたうしろでマンサンダルを履いて説明しているところ)

 

ひととおり説明が終わったところで、マンサンダル作りがスタートしました。

 

まずはソールと紐の色を、自分が好きなものを選びます。ソールはワラーチと同じビブラム8338(写真下の細長いゴム素材 厚さ6mm)が基本です。写真上のビブラム8365やビルケンシュトックもあるそうです。

 

紐はアトウッドパラコードの一択です。このメーカーのパラコードでないと、「りん」と立ち上がるマンサンダルの特徴が出ないそうです。色も単色から迷彩色まで色々あり、私は夏らしい緑基調の迷彩にしました。(単色も魅力的だったので、後で買い足しました)

 

まずはビブラムソールの上に足を置いて、足型を水性ペンでなぞります。この時の注意点として、自分の足の大きさよりやや小さめになぞる事と、裏の Vibram の文字がちょうど土踏まずの位置に来るように足を置く事です。

 

次に足の凸凹の曲線をなだらかにした後は、紐を通す穴の位置決めをします。親指の付け根に1箇所、そこから1.0cm〜1.2cm(穴二つ分)上にもう1箇所。横はくるぶしの出っ張りの前で、6mm(穴一つ分)内側に入ったところで両側に1箇所ずつ、計4箇所に印をつけます。

(この位置決めはワラーチと少し違うところですね)

 

位置決めまで終わったら、足型をハサミで切り抜きます。ここも足型の線よりも内側を切り込むのがポイントのようです。

 

印をつけておいた穴を6mmのポンチとハンマーで撃ち抜きます。(道具は全て100均だとか)

 

全部打ち抜き終わると、こんな感じ。

 

紐となるパラコードは1.3m〜1.5mを2本用意して、端をライターで炙ってほつれないようにします。

 

そして、一番肝心の紐の通し方。これは文章では説明できないので、マンサンダルの公式サイトにあるわかりやすい動画(右足編)を貼り付けておきます。ワラーチと似ているところもあれば、かなり違うところもあります。

 

 

 

 

左右の紐を通して完成。「ゆるふわりん」の感覚がまだ馴染めません。

 

昼過ぎの暑い時間でしたが、さっそく履いて表に出てみました。芝生の上でサンダルサークル。

 

裸足感覚との違いを体験させようと、ホーリィさんが用意したのが、20Lの水の入ったタンク。これを頭の上に乗せて、姿勢を正して裸足で砂利道を歩きます。みんなで交代でやってみましたが、ちゃんと体幹が使えてないと、足の痛みが増します💦。

 

アーシングの説明もありました。裸足で芝生や土の上を歩いて、体の中に溜まった電気を地面に放出します。

 

近くのサイクリングロードで実際に走ってみました。足に固定されていないので、初めのうちはパタパタと音を立ててしまいます。足を置く位置も前のめりになり、ソールがずれてしましました。

 

アスファルトのロードや砂利道、芝生など場所を変えて走ってみて、少しずつ感覚がわかってきましたが、慣れるまでちょっと時間がかかりそうです。

 

musubi-cafeに戻ってから、遅めのランチタイム。いつものように、地元京都産のお米と野菜と肉のワンプレートランチです。

 

食べ終わって帰ろうとしたら、愛宕山周辺をトレランしてきたというラン友さんとバッタリ。暑いので一緒にかき氷でもと誘ったのですが、時間がないというのでひとりで探してみました。この日の嵐山は、以前より少ないもののそこそこの人出でした。目指したかき氷屋さんも行列だったので諦めて、嵐山の駅前のコンビニのかき氷で我慢しました。

 

ホーリィさんのWSは、リクエストがあれば場所や人数を相談の上で、どこでも開催してくれるそうですよ。

 

せっかく作ったマンサンダルなので、とりあえずは近所で足慣らしをしてみようと思っています。