お花見マラニック@茨木・高槻 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

年々開花が早くなっている桜ですが、今年は関西では今週が一番の見頃のようです。

 

そんなドンピシャのタイミングで、ラン仲間が集まってお花見マラニックをしようというお誘いがあったので、29日月曜日に走って来ました。茨木市在住のともぞうさん(女性)が企画したこのマラニック、平日にも関わらず20数名のランナーが参加しました。

 

(写真は私が撮ったもの以外に、メンバーが撮ってくれたものも少しお借りしています)

 

朝10時にJR總持寺駅に集まってから、安威川の河川敷に下り、初めましての人もいるので簡単に自己紹介をしてからスタート。

 

今回のコースはこんな感じでした。

 

 

まずは安威川に沿って南へ。川沿いの桜並みを眺めながら走り、途中から市街地に入ります。

 

スタートしてから40分ほど走って、小さな川(玉川)を渡って高槻市に入ると、最初のお花見ポイント「玉川の里」に到着。

(↑地図の④から⑤の辺り)

 

私は初めて来たのですが、全国に6つある玉川の一つで、平安時代から有名な場所だったようです。

 

川の土手沿いに約1kmにわたって続く桜並木は、前日の雨にもかかわらず、ちょうど満開で見応え十分。

 

八幡にある背割堤の桜並木を少しコンパクトにした感じですが、道の両側から伸びる枝ぶりは圧巻でした。

 

さすがに走って通るのはもったいないので、みんな写真を撮りながらゾロゾロと歩きます。

 

平日なので散歩する人をちらほら見かけるくらいで、ゆっくり桜を堪能できました。

 

道の終わりの辺りでは、チューリップをはじめ春の草花(名前は??)が植えられて華やかでした。

 

そこから再び茨木市内に戻り、桜通りと名付けられた道に沿って造られた元茨木川緑地に入ります。ここが二つ目のお花見ポイントです。

(↑地図の⑨の付近)

 

ここはよくあるソメイヨシノの桜以外にも、八重桜に近い品種のものや、梅やハナミズキ、楠や樫の木もありました。

 

 

名前の通り、元は茨木川だった跡地を整備して公園にしたものだそうです。

 

大阪みどりの百選にもなっているとか。

 

昼過ぎだったので、ここでランチタイム。近くのコンビニやパン屋さんで買ったものを、園内にある小さな公園でモグモグ。缶ビールにおつまみというメンバーもちらほら。

 

ここも約1kmほど続く緑地帯をゆっくり北へ進みます。

 

緑地の北の端には、茨木市のマスコットキャラクター「茨木童子」の大きな石像がありました。可愛らしいゆるキャラが多い中、鬼というのはちょっと変わってますね。

 

横には茨木童子の謂れが書かれていましたが、ちょっと怖い内容なので詳しくはここには書きません。

 

その先の住宅地の道路で、茨木童子の飛び出し坊やを発見!

 

JR茨木駅に近いところにある、ともぞうさんオススメのたこ焼き屋さんで、希望者だけタコせんをオーダー。急に10人以上の注文が入ったので、中のオッチャンはびっくりしたことでしょう。

 

茨木駅を過ぎて、さらに北へ走り、三つ目で最後のお花見スポット、辯天宗の広大な敷地へ。

(↑地図の14辺り)

 

ここも初めて来ましたが、敷地の入り口から満開の桜が迎えてくれる絶景スポットです。

 

散り始めた花弁が浮かぶ池や

 

天に聳える水子供養塔や

 

大きな枝垂れ桜など

 

見応え十分。地元に人には有名な場所だそうですが、他の地域の人にはほとんど知られていない場所ですね。

 

辯天宗はもちろん辨財天が本尊ですが、その天啓を受けた教祖は智辨尊女と呼ばれ、奈良の智辨学園は彼女が設立したものだとか。そのため、敷地には智辯学園の甲子園出場を祝う垂れ幕がありました。(残念ながら、智辯学園はこの日の試合で敗れてしまいましたが)

 

スタートした総持寺駅に戻る途中で、和菓子屋さんへ寄り道。

 

なぜか有名な苺大福をメンズだけが買うという(笑)。私も食べましたが、柔らか目の求肥が美味しかった。

 

総持寺駅に近いスーパー銭湯「極楽湯」に戻ってきたのは15:00前。約5時間、17kmのマラニックでした。そのまま帰るというメンバーもいたので、ここで解散しました。

 

いろんな花見スポットに行ったつもりですが、この日は北摂の中でも初めて訪れたところばかりでした。やっぱり桜はいいですね。あと1週間ほどで散ってしまいそうなので、今週中にできるだけ回ってみるつもりです。