かたのビッグロックトレイル試走 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

コロナ禍でリアルのランニング大会がなかなか開催することが難しい中、今月の27日に「かたのビッグロックトレイル2021」というトレランの大会が行われます。この大会も去年の3月に開催される予定でしたが、コロナ禍のために中止になり、今回は規模を縮小して万全のコロナ感染対策をした上で、今のところ開催されるようです。

 

レース会場は大阪府交野(かたの)市にある「くろんど園地」などのハイキングコースを中心にして考えられた、約23kmのコースになっています。制限時間は6時間あるため、余程のアクシデントでもない限りトレラン初級者でも完走できる設定になっていたので、エントリーしてみました。

 

久しぶりのレースでもあり、いきなりぶっつけ本番というのもリスクがあるので、大会前に試走してコースの感じを掴んでおきたいと思っていたところ、過去に出走経験がありコースに詳しいラン仲間が、コースの一部を案内してくれるというので日曜日に走ってきました。

 

9時のスタートに間に合うように、集合場所の京阪電車私市(きさいち)駅に向かうため、枚方(ひらかた)駅で電車を乗り換えようとしたちょうどその時、私市駅までの交野線で人身事故が発生してしばらく運転を見合わせるという案内があったのです。

 

枚方駅から私市駅までは約7km、走って行ける距離ですが、試走前にあまり体力を使いたくなかったので、運転が再開されるまで車内で待機することに。

 

思ったより早く約1時間後に運転が再開され、私市駅に着いたのは10時前。1時間遅れのスタートになりました。この日は天気も良く気温も高めで絶恋のラン日和。私市駅前には同じような姿のランナーがあちこちにいて、顔見知りの姿も何人か見つけました。

 

コースの一部になっているくろんど園地や交野山(こうのさん)一帯は過去にも走ったことがあるので、記憶を思い出しながらコースをなぞります。走り出してすぐに暑くなり、着ていたウィンドブレーカーやロングパンツを脱いで、長袖Tシャツと短パンになりました。

 

コースは、こんな渡渉があったり

 

コンクリートで固められた走りやすいロードがあったり

 

田んぼの畦道を通ったりします。

 

コースの途中にはいくつかのピークがあり、これは竜王山(標高318m)への登り口。

 

こちらは旗振山(標高345mで交野市の最高峰)の登り口。

 

かと思うと、ロープを伝って降りる激下りがあったり

 

竹林の中を走ったり。

 

もちろんふかふかトレイルの走りやすいところもあります。

 

レースで第1、第4エイドが設置される予定の駐車場。

 

こちらは第2、第3エイドが設置されるふれあいの里。

 

そして、これがレースの名物ポイント、交野山(標高341m)の観音岩山頂。レースの名前の元にもなった一枚岩のビッグロックです。ここまでの急階段がまたキツかった。

 

岩の上からは交野市街はもちろん、かなり遠方まで見渡せる絶景ポイントです。

 

天気が良くて気温もぐんぐん上がって走りやすかったこの日は、この狭いエリアの中でたくさんの知り合いに会いました。同じように試走しているメンバーもいれば、大阪市内から40km以上走ってきたという変態ウルトラトレイルランナーがいたり、聞き覚えのある声が聞こえると思ったら、おしゃべりしながらトレッキングポールのワークセッションに参加していたラン女子たちに遭遇したり。

 

途中でアクシデントもあったりしたので、全部のコースをなぞることはしませんでした。この日走ったのはこんな感じで、下に並べている大会コースマップと比べてみて全体の半分ほどは体験できたようです。(赤線が大会コースをなぞったところです)

 

大会コース図。基本西側から時計回りに進みます。

 

高低差を見ると分かりますが、細かいアップダウンがあるキツいけど面白いコースですね。後半のロードで走れるように足が残っていれば良いのですが.....。大会まであと3週間あるので、もう一度コースをなぞってみて、全体のイメージを掴んでおくつもりです。