やんちゃ村マラニック 京都一周トレイル4分割 その1深草・東山編 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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今年も始まりました。毎年恒例になった「やんちゃ村」が主催する京都一周トレイルのマラニックイベント。

 

京都の東山から北山・西山までの約80kmに及ぶロングトレイルコースを5月から8月まで、4回に分けて走破するイベントです。

 

5月12日に開催された第1回目は、伏見桃山の深草コースから東山コースの銀閣寺前までの約30kmのルート。

 

集合場所の京阪電車伏見桃山駅から近い伏見公園に着いたのは朝8:00過ぎ。受付を済ませて待っていると、顔なじみのラン共さんが一人二人とやってきて、しばらく雑談。

 

この日の京都の予想最高気温はなんと30℃!すでに、じっとしていても汗ばむくらいです。

 

9:00過ぎから「やんちゃ村」マスターによるコースと注意事項の説明がありました。

 

今回の参加者は約100名。9:30 ごろに50名ずつに分かれてスタートしました。

 

公園からまっすぐ北に向かい、まずは伏見桃山駅前にある深草トレイルの最初の道標F1 にタッチ。

 

京都一周トレイル東山コースから始めるのが多いですが、実はこの深草コースが本来のスタート地点なのです。トレイルのコースには分岐などのポイントにこんな道標がしっかり立てられていて、これに従っていけばまず迷うことはありません。

 

F2の道標まではスタッフの先導で進みましたが、ここから自由走になり夫々のペースで走ります。

 

歴代の天皇陵が並ぶエリアを過ぎると、現れるのが伏見桃山城。その昔豊臣秀吉が建てたと言われるこの城は、今では観光名所のひとつになっています。

 

その先でちょっとトレイルのコースを外れて市街地へ。このマラニックを主催する「やんちゃ村」の事務所前に立ち寄ります。以前は”Cafeやんちゃ村”として営業していたのですが、様々な事情で去年Cafeは閉店して、京都の情報発信場所として再開されました。

 

例年Cafeの前ではドリンクエイドを設けてくれていたのですが、今年もエイドだけは変わらず置いてくれました。すでに気温が上がって暑くなったなかで、冷たいコーラが美味しかった。

 

ここから先は結構な勾配の坂道が続きます。最初の頃こそ走って登りましたが、途中からやっぱり歩き出してしまいました。

 

大岩山展望所に到着。わずかですが京都の市街地が一望できる場所ですね。

 

ここから本格的なトレイルに入ります。

 

途中には京都を代表する芸術家堂本印象の手による大鳥居があります。なぜこんな山の中に建てられたのでしょうね?

 

嵐山ほどではないですが、竹林の間を抜けると

 

伏見大社のある稲荷山の麓にいくつかある滝のひとつ、白菊の滝に出てきます。

 

本来の深草コースは、ここを左に曲がって伏見大社の参道から始まる東山コースに合流するのですが、最近の参道は観光客の激増で歩くのも難しい状態なので、稲荷山を登って抜けるルートに変更になりました。

 

稲荷山の山頂まではこんな急階段が続き、登るだけで心拍が一気に上がります。

 

ようやくたどり着いた稲荷山山頂にある上之社。

 

有名な千本鳥居が並ぶ参道は、珍しく観光客の姿もまばらでした。参道は走らずに歩いてくださいという注意がスタート前にあったので、ここはのんびり下ります。

 

中之社を通過し

 

下之社を過ぎると

 

観光客で混み合う四つ辻に出ました。写真は京都出身の俳優西村和彦さんの実家として有名なお茶屋さんです。

 

ここから東山コースをスタートしました。

 

下り坂を快調なペースで走り、泉湧寺の前へ。

 

道標7を曲がると、左は西国札所の今熊野観音寺に向かう道ですが、右のトレイルコースを進みます。

 

その先の住宅街を抜けた南日吉公園に到着。時刻は11:20頃、ほぼ15km走った中間地点のこの公園には、スタッフが「お昼エイド」としておにぎりや飲み物を用意してくれています。

 

おにぎり2つとお茶をいただき、再びスタート。ここから再びトレイルに入ります。

 

この辺りのトレイルも去年の台風で倒れた木がいっぱいですが、ちゃんと整備されています。

 

清水寺の裏山を抜けて、12:15頃に東山山頂公園に着きました。ここでトイレ休憩。

 

そこから下って、蹴上に出ます。

 

「ねじりまんぽ」として有名な煉瓦造りのトンネルを抜けると

 

琵琶湖疏水が流れるインクラインに出ます。新緑が眩しいくらい鮮やかですね。

 

そこから坂を登ったところに、やんちゃ村マラニック名物の「おやつエイド」が設けられていました。

 

いつものようにアイスカフェオレと冷たいプリンをいただいて、暑さにへたばった体がちょっと回復しました。

 

坂を登ると、日向(ひむかい)大神宮があります。伊勢神宮につながる由緒ある神社です。青空が眩しい。

 

その奥にある「天の岩戸」と呼ばれる短い洞窟。くぐるとご利益があるとか。

 

そして、ここからが今回のメインイベント、大文字山の登りが始まります。

 

トレイルのあちらこちらに、こんな倒木がいっぱい。

 

ちょうど頭のあたりに倒れてきている木もあり、気をつけてはいたものの、帽子で見えなくて2回ほど頭をぶつけてしまいました。1回目はあまり衝撃はなかったのですが、2回目は歩きながらでも思いっきりぶつけてしまい、一瞬クラっときました。

 

それほど痛みもなく、(あー、これは後で腫れるだろうな)と思って先に進みました。しかし、実は衝撃でとんでもないことになっているとは!この時はまだ気づいてなかったのです。

 

途中足が攣りかけたこともありましたが、なんとか回復して東山コース45番の道標まで来ました。本来のコースはこれを左に入りますが、今回はまっすぐ進んで大文字の火床を目指します。

 

途中で大文字山の山頂(標高466m)を通り

 

しばらく進むと、夏の送り火が行われる火床に到着。京都市内が一望できるこの場所は、私のお気に入りスポットのひとつで、何回来ても圧倒されますね。

 

山を下りたらそこは銀閣寺の前、ここも観光客でいっぱいのはずがなぜか少なめでした。

 

そこからすぐ近くのゴールになっている公園に着いたのは、14:30過ぎ。約30km。時間にして5時間ほどのマラニックでした。

 

お土産ももらって、さぁお風呂に入ってさっぱりしようと思っていたら、スタッフから「帽子に血が付いてますけど、転んだか何かしました?」と言われて帽子を脱いだところ、なんと右半分が血と汗で真っ赤に染まっているじゃありませんか!

 

これには本人もビックリ。山道の倒木に頭をぶつけた時に出血したまま、走っていたようです。幸いめまいやふらつきはないので、水道水で頭を洗って消毒液をかけてもらった後に三角巾で止血という応急処置をしてもらいました。

 

お風呂に入るのも危険ということだったので、汗臭い体のままとりあえず家に帰ることに。家から救急病院に駆け込むことも考えましたが、意識はしっかりしていたのでこの日はそのままシャワーを浴びてバタンキュウ。

 

翌日病院でCT検査をしてもらったところ、異常なしということだったので一安心。やっぱり山道は何が起こるかわからない、というのを実感した日でした。

 

京都一周トレイルは、まだ4分の1。来月以降も参加して、コンプリートを目指します。