「半鯖」試走してきました | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

半鯖って何? どこ??

という人のために。

 

その昔、日本海で獲れた鯖を新鮮なまま京都に届けるために、走って山越えをした道が「鯖街道」と呼ばれています。いくつかある鯖街道の中でも、若狭街道のコース約77kmを走破しようというレースが20年以上前から毎年5月に開催されていて、名付けて「鯖街道ウルトラマラソン」

 

ロードが中心ですが、一部トレイル(山道)もあり、トレランレースとして人気の高い大会です。その全部を走るのが「全鯖」、途中の滋賀県からスタートして約43km走るのが「半鯖」と呼ばれています。

 

全鯖を走るのは無理っぽいので、半鯖を走ってみようと、2月はじめのクリック合戦に勝ってなんとかエントリー完了。(わずか8分で400人の定員が埋まったそうです!)

 

初めて走るコースでいきなりの本番は心配だったので、試走できないかな?と思っていたら、京都のトレイルフェスト(トレフェス)というトレランショップで試走会をすることがわかり、迷わず申し込みました。

 

GWの真っ只中の5月4日、朝7:45 京都の出町柳駅前から京都バスに乗り込みます。バスはハイカーや同じように鯖街道の試走をする別グループのランナーたちで満席です。

 

京都市内から郊外に出て、バスに揺られること約1時間、滋賀県大津市の坊村に到着。

 

ここで受付をしたあと、着替えなどの手荷物を預けて、自己申告で走力別に二つのグループに別れました。6時間程度で完走するAグループと、7時間半で完走予定のBグループです。知り合いの顔もチラホラ、みんな速そうな感じでちょっとビビりますね。

 

もちろん私はコースの下見ということもあり、遅い方のBグループへ。うまい具合にほぼ15人前後に別れました。Bブループ12人の中には、前週末に170kmのUTMFを完走し、前日に70kmのユリカモメウルトラマラソンを走ったという猛者もいて、みんなビックリ。

 

10:00過ぎ、半鯖の本来のスタート地点になる2km先の梅の木地区までロードをジョグ。先導するのはトレフェス店長の荘司さんです。

 

ジョグと言いながらもキロ6分のペース。後で聞いたらアップのためちょっと早めに引っ張ったそうです(^_^;)

 

10分ほどで鯖街道の中間起点になる梅の木地区に着きました。しっかりとした道標がありますね。

 

気分を新たにして、ここからが本当の鯖街道スタート。緩やかなアップダウンの続くロードを走ります。

 

この日はかなり温度が上がる予報でしたが、山の中は冷えると思ってタイツを履いて行きました。道路の温度表示は14℃でしたが、やはり走り始めると暑くなり、ちょっと後悔。

 

20分ほどで3km地点の河合地区に到着。本番では小浜から37km走ってきた本鯖のランナーと合流するポイントだそうです。

 

このあたりは京都の北山エリアなので、北山杉の並木道が続いています。

 

10:50 6km地点の久多地区でトイレ休憩。本番ではここにエイドが設営されるようです。

 

この先からいよいよトレイルに入ります。

 

走ったり、歩いたり

 

渡渉もあり

 

そして、ここから峠越えの九十九折の登りが始まります。街道の所々には、こんな木製の道標が建てられています。

 

ところどころ休憩しながらだったので、思ったほど息は上がらず登りきれました。

 

オグロ坂峠を越えると

 

上高地を思い出させる高層湿原の八丁平エリアへ。ここは走っていても気持ち良かった!

 

13:00前に13km地点の尾越地区に到着。ここも本番ではエイドがあるようです。この日はトレフェスのスタッフが簡単なエイドを設けてくれました。

 

ドリンクはもちろん、バナナ、パン、いなり寿司、ポテトチップスなど食べ物も予想以上にあって、手持ちの補給食を摂る必要がないほど充実していました。

 

お腹がいっぱいになったところで、再び走り始めます。

 

しばらくロードを走ると、大見地区から再び尾根道のトレイルに入りました。

 

このあたりは、道がかなりぬかるんでいて足を取られて走りづらい。

 

緩やかな登りが続いて、二つ目の大きな峠を超えます。

 

杉峠近くで、車で上がってきていたスタッフがペットボトルとスナック菓子を目立つようにおいていてくれたのを、見逃して数百m戻るというハプニングもありました。ここに置いていくわけもいかないので、食べ物はみんなで完食、ドリンクなどは分け合って、どうしても残った水は捨てるしかなかったようです。

 

しばらく進むと、15:15 最後のピーク23km地点の花背峠に到着。

 

トレイルはこの手前で終わり、あとはロードになります。

 

ここから鞍馬地区まで6km以上に渡って延々とロードの下りが続きます。ここは敢えて自由走ということになり、みんな思い思いのスピードで駆け下りて行きます。最初はスピードを出して気持ちよく走れた(多分キロ4分台)のですが、これでもかと続く下りが次第に足にきてペースダウン。鞍馬に着いてもまだ10km以上あるので、本番では抑えて走らないと最後まで足が持たない感じですね。気をつけよう。

 

30km地点の鞍馬地区に着いたのは16:00前でした。ここで全員のメンバーの到着を待って、ゴールまで集団走です。

 

しかし、ここからが長かった。

 

二ノ瀬、市原と過ぎて、賀茂川に沿ってひたすら南下します。

 

この賀茂川の河川敷の道はどこまで続くんだ、と思うほど。去年は走ったラン仲間が、最後の河川敷は堪えるよ、と言っていたことを思い出します。

 

賀茂川に架かる橋を、ひとつふたつと数えながら、まだかなぁと思いながら疲れた足を前に進めます。

 

気がつけば、時刻は18:00まであとわずか。ようやくゴールの出町橋が見えてきて、みんなラストスパート。

 

やっとのことで、ゴーール!時間は17:59というギリギリのタイムでした。スタート時間が10:00過ぎで、途中休憩をこまめに長く取ったことなどを考えると、この日くらいのペースでいけば余裕で完走できそうだ、という自信がついた感じです。

 

(ガーミンのログでは49km走ったことになってますが.....。)

 

問題は気温ですね。この日は割と走りやすい気温でしたが、去年のような猛暑になると後半がシンドイかもしれません。

 

最後に全員で出町橋のたもとにある、鯖街道終点の石碑を囲んで記念撮影。

 

三々五々別れた後、私は顔見知りのNさん達3人と近くの銭湯東山湯に行き汗を流して。四条まで移動して、居酒屋で打ち上げしときました。

 

去年は走ったラン友さんの話を聞いて、一度は走ってみたいと思ってエントリーした鯖街道ウルトラマラソン。なんとか完走できる目処がついて、あとは20日の本番を迎えるだけです。