>>> 中編から続く
やっとの事で61km地点の豊里エイドに戻って来たものの、時刻は15:00を回っていました。ボラスタッフでがんばっているはゆっちやロ〜ガンさん、ぷっくんの顔を見て疲れが和らぎます。いつの間にかボラの中にしほ君の姿も発見。
このまま先に行くのか、決断できないまままったりしていると、そこに一緒にスタートして離れてしまった仲間たちが、毛馬を折り返して帰って来たのです。70kmは距離調整のために、毛馬と豊里の間を二往復することになっています。ということは、豊里エイドには都合4回立ち寄るわけです。
Eさん、たっつぁん、タイさん、のりぴー、若旦那、若女将、たけちゃん
みんな頑張って走っていて残り10km、時間内に完走して余裕でゴールできそうなので疲れているけど笑顔がいっぱい。
私はというと、「あと2時間半で20km弱を走れるのか?」と疲れた頭で計算。普通の足の状態なら余裕の時間ですが、いつ足攣り祭りが再開するかビクビクの状態だったので、ずっと歩いての完走は無理!と判断して、大会スタッフにリタイアを申し出ました。行けるところまで行く選択もあったのですが、モチベーションも落ちてしまったのが一番の理由です。
私の3回目の水都ウルトラ70kmのチャレンジは、51kmでDNFという形で終わりました。
ゴールに向かう仲間を見送って、近くの地下鉄谷町線太子橋今市駅から大阪城公園に近い天満橋駅に向かいました。
ゴール地点で大会スタッフに計測チップを返そうとすると、そこには中之島チェックポイントにいたHさんの姿が。これが自分の現在の実力ということで、恥ずかしながらチップを渡しました。
ゴール地点位はこんなレッドカーペートが引かれ、100km、70kmを完走したランナーを讃えてスタッフや走り終わったひとたちが拍手で迎えてくれます。(やっぱり無理してもゴール目指した方が良かったかな?)と後悔しつつ、仲間のゴールを待つことにしました。
時刻は16:30前、100km走って来たランナーも次々とゴールして来ます。中には女子の姿もあり、6:30にスタートして100kmを10時間以内にゴールする(サブ10といいます)のはスゴイとしかいえません。
17:00前くらいにゴールかな?と思っていたメンバーの先頭を切って、Eさんの姿が。どうやら最後は他のメンバーを振り切って走って来たようで、疲れも見せず笑顔でゴールです。
その後も、たっつぁん、若女将と若旦那、タイさんとのりぴーが、みんなニコニコしながら帰って来ました。タイさんとのりぴーは、去年は応援していて今年が水都ウルトラ初挑戦だったので、感動もひとしおだったようです。
去年までは大阪城天守閣の下で折り返すコースだったのですが、この1年で外国人観光客が劇的に増えて天守閣の周辺で走れなくなったため、梅林坂を登って下りてゴールすることになりました。確かにゴール直前でも観光客がひっきりなしに横断して走りにくそうでしたが。
昼過ぎからゴール地点で応援していたてっぺい君は知り合いのランナーが帰ってくるたびにその梅林坂を並走して走るという元気さ。
最後に集まれたメンバーで集合写真。
今年は10回記念ということで、完走メダルも今までのデザインと変わって、なかなかいい感じです。(もちろん私はメダルをもらえなかったので、写真はメンバーのをお借りしました。)
その後は京橋まで歩き、白玉温泉で汗を流した後、ラン友さん達と打ち上げ。いつものことながら、ビールが最高に美味かった!(でも、ひとりだけ完走メダルがなかったのは、返す返すも無念.....。)
途中で、ボランティアしてくれた、はゆっち、ロ〜ガンさん、ぷっくんも合流、朝6:30から19:00過ぎまで丸一日頑張ってくれたそうです。ありがとう!
反省:
3月のキャノンボールの時もそうでしたが、今回も途中で歩けないほどの足攣りを経験。暑くなることはわかっていたので、水分補給も(塩分補給も含め)栄養補給も気をつけていたつもりでした。それでも足攣りしてしまった原因は?
考えられるのは、加齢による筋力ダウンと柔軟性の無さ、加えて実力以上の大会を走るという無謀さ。やっぱり苦手な筋トレは地味だけど続けていかないとだめですね。
でも一番は暑さ対策が足らなかったかもしれません。軽い熱中症で体内の水分塩分が少なくなって筋肉が固まり、激しい運動に耐えられなくなったのでは?
今回で水都は最後にするつもりでしたが、やっぱり来年リベンジしないとダメですね。