今日も、いい仕事をした。
別に、これと言って
めちゃくちゃ賞賛されるような
立派な何かをやり遂げた訳、ではない。
客観的に見れば、
ただ、やるべき仕事をいつも通り
淡々と黙々とこなしただけ。
でも、確かにいい仕事をした。
私がそう思うときは、
仕事が終わったあとに
頭や心に心地いい風が吹き抜けるような、
サウナで整った時の爽快感に近いような、
ホッと今のこの瞬間の平穏を有難く感じて
仕事してた時間を尊く愛おしく思える、
そんな感覚になる。
そして最近は、その感覚を
感じにいくようにしている。
…っていうのも。
誰かに褒められたから、
誰かに感謝されたから、
いつもより大きな成果があったから、
今日はそう感じる、のではなく。
無事に仕事を終えた。
ただそれだけの理由でも、
その事実を過大評価するが如く
特別なときに感じるような心地良さを
味わいにいく。
自分の中にその感覚を探して
浸りにいく時間を作ってる、
ということ。
仕事をするって
当たり前じゃないからね。
私が今日の仕事をしたのは、
全然当たり前なことじゃない。
気分じゃないから、
体調が優れないから、
この仕事に疲れたから、嫌だから、
もっと優先したい何かがあるから、
今日はお休みする。
…っていう選択だって私にはある。
社会人として…
気分じゃないってどうなの…
というのは置いといて。
それらの理由でニートしてた私だから、
私は今日仕事をしない選択肢を
簡単に用意出来る。
でも、この仕事をしなかったら
どんな人がどう困るのかを考えると
「あー、私いい仕事したな、」
って、なる。
ただそれだけ。
そして、そう感じる時間が
また明日も仕事する理由になってる。
…なんて言える仕事に就けていることが
幸せなことかもしれないね。
今まで、
正社員・アルバイト・単発バイト含めて
20件以上仕事に就いてきたけど、
こう思いながらできてるお仕事は
正直初めて。
幸せ。
本当に合ってるんだろうなぁ。
この仕事。今の自分に。
性格にも、才能にも、
価値観にも、ステージにも。
一生、って考えると
他にもチャレンジしたいことあるけど。
この感覚は今後も私のお仕事の
土台になっていくだろうな、って思う。
あぁ、尊い。
今日も働いた私、ありがとう。
私の才能を活かせるお仕事、ありがとう。
このお仕事の喜びを
得る機会をくれる人、
深めてくれる人、お客様、
関わる皆様、ありがとう。
明日も楽しみ。