初デート
フェンス越しで手を握り締めた後、T子はゆっくりとアパートに向かった。
玄関に入る手前で、振り向き小声で
『またね』
って、唇の動きから聞き取った。
なんとも……まぁスリリング。目の前の駐輪場には彼氏様のマジェスティーが止まってるんだもの。
でもね、不思議と最初に抱いた罪悪感は生まれない。
むしろ、こんな状況を(楽しんでる?俺。)っていう高揚感でいっぱいだ。
ただ、やはり同棲ってのは心苦しい。年頃の男女だもん、彼氏様は抱くだろう。T子はどんな反応してんのかな。
悶々するよね、考えだすと。だから考えない!
単純人間万歳だ(笑)
で!そんなこんなでデート当日!互いが最寄りの駅で待ち合わせ。
僕の服装は至って普通のストリート。ガキみたいな服装ね。
待ち合わせ時間。T子が来た。
キャップに大きめのグラス。丈短めのダウンにホットパンツ&ブーツ。
うん、実に健康的!大満足(笑)彼女、着る服装によっていろんな表情見せるの。
それがまた僕の心をくすぐる訳。
僕『さっ、行こか!』
T子『だね!』
さぁ、初デートの始まりです!
玄関に入る手前で、振り向き小声で
『またね』
って、唇の動きから聞き取った。
なんとも……まぁスリリング。目の前の駐輪場には彼氏様のマジェスティーが止まってるんだもの。
でもね、不思議と最初に抱いた罪悪感は生まれない。
むしろ、こんな状況を(楽しんでる?俺。)っていう高揚感でいっぱいだ。
ただ、やはり同棲ってのは心苦しい。年頃の男女だもん、彼氏様は抱くだろう。T子はどんな反応してんのかな。
悶々するよね、考えだすと。だから考えない!
単純人間万歳だ(笑)
で!そんなこんなでデート当日!互いが最寄りの駅で待ち合わせ。
僕の服装は至って普通のストリート。ガキみたいな服装ね。
待ち合わせ時間。T子が来た。
キャップに大きめのグラス。丈短めのダウンにホットパンツ&ブーツ。
うん、実に健康的!大満足(笑)彼女、着る服装によっていろんな表情見せるの。
それがまた僕の心をくすぐる訳。
僕『さっ、行こか!』
T子『だね!』
さぁ、初デートの始まりです!
魔性の片鱗
フェンス越しでの会話はまだ続く。
僕『そろそろバレるぞ?家戻ったら?』
T子『もう寝てるんじゃない?時間も時間だし、明日朝早いみたいだし。』
僕『ならいいケド、風邪ひくなよ。』
T子が何を考えてるのか当時は全く知らなかったケド、知り合って間もないのにこの急展開。
わざわざ嘘をついてまで会いに来てくれる訳だから、少なからず悪い印象はないだろうな。
でも彼氏様は知らない。僕らは、そんな事知ったこっちゃない。
ただ、逆に捉えてみるとTチャンは誰にでもこんな感じなのかな?嘘つけちゃうのかな?……とも考えてしまって。
時は3月上旬。深夜はめっきり寒くなる。Tチャンが震えだした。
僕『もう遅いし寒いだろうし、家入りな。』
T『分かった。手握ってくれたら帰る。』
……って。
さっきまで疑心暗鬼になってた僕の考えは何処吹く風。
一転して心臓バクバク!
僕『お……ぉう、しょうがねーなー』
って、テンパりながらフェンスの隙間から手を差し出す。
そっとTチャンの手が僕の手に触れる。
ひんやりと冷たい。
僕は更に強く握る。まるで氷を溶かすかの如く……強く強く。
僕『そろそろバレるぞ?家戻ったら?』
T子『もう寝てるんじゃない?時間も時間だし、明日朝早いみたいだし。』
僕『ならいいケド、風邪ひくなよ。』
T子が何を考えてるのか当時は全く知らなかったケド、知り合って間もないのにこの急展開。
わざわざ嘘をついてまで会いに来てくれる訳だから、少なからず悪い印象はないだろうな。
でも彼氏様は知らない。僕らは、そんな事知ったこっちゃない。
ただ、逆に捉えてみるとTチャンは誰にでもこんな感じなのかな?嘘つけちゃうのかな?……とも考えてしまって。
時は3月上旬。深夜はめっきり寒くなる。Tチャンが震えだした。
僕『もう遅いし寒いだろうし、家入りな。』
T『分かった。手握ってくれたら帰る。』
……って。
さっきまで疑心暗鬼になってた僕の考えは何処吹く風。
一転して心臓バクバク!
僕『お……ぉう、しょうがねーなー』
って、テンパりながらフェンスの隙間から手を差し出す。
そっとTチャンの手が僕の手に触れる。
ひんやりと冷たい。
僕は更に強く握る。まるで氷を溶かすかの如く……強く強く。
深夜の密会
T子『外出られる?』
その時間は日付変わった深夜の1時。
仕事で当直していたが、うちの会社は指定勤務時間というものがあって。その指定勤務は夜の23時まで。
翌朝の6時までは自己研鑽の時間として定められている。
いわゆる自由な時間だ。
Tチャンに会える!心の中でガッツポーズ!
僕『今は事務所だよ。どこにいるの?』
T子『裏庭のフェンスの外側』
僕『今行くよ!待ってて』
T子『すぐ来てね!』
駆け足で裏庭に向かう。
いた。T子だ。改めて、制服着た状態で話をするのは初めて。
僕らはフェンス越しで会話する。臭い話だと思うケド……ロミオとジュリエットみたい(笑)あ、美女と野獣か……?
T子の片手にはごみ袋が。
T子『今日当直だって知ってたから外出てきちゃった!彼、家に居るケド理由ないと怪しまれるでしょ?ゴミ捨てに行くって(笑)』
たしかにT子……部屋着だ。Tシャツにスウェット姿。可愛い(笑)
そんな事よりも、リスクを侵 してまで会いに来てくれた。そんな心遣いが何より嬉しかった。
その時間は日付変わった深夜の1時。
仕事で当直していたが、うちの会社は指定勤務時間というものがあって。その指定勤務は夜の23時まで。
翌朝の6時までは自己研鑽の時間として定められている。
いわゆる自由な時間だ。
Tチャンに会える!心の中でガッツポーズ!
僕『今は事務所だよ。どこにいるの?』
T子『裏庭のフェンスの外側』
僕『今行くよ!待ってて』
T子『すぐ来てね!』
駆け足で裏庭に向かう。
いた。T子だ。改めて、制服着た状態で話をするのは初めて。
僕らはフェンス越しで会話する。臭い話だと思うケド……ロミオとジュリエットみたい(笑)あ、美女と野獣か……?
T子の片手にはごみ袋が。
T子『今日当直だって知ってたから外出てきちゃった!彼、家に居るケド理由ないと怪しまれるでしょ?ゴミ捨てに行くって(笑)』
たしかにT子……部屋着だ。Tシャツにスウェット姿。可愛い(笑)
そんな事よりも、リスクを侵 してまで会いに来てくれた。そんな心遣いが何より嬉しかった。