こんばんは
秋は金魚イベントと重なって
子供達や地域のイベントも盛沢山でほんと・・・大忙しですね
今日は・・・
少し考えていることを・・・
今年の夏に大惨事となった
白いモヤモヤの発病について
ある方からヒントをいただき、原因は
pH低下
が引き金になったのかもと思っています
水質悪化という言葉を聞くと
飼育初期でしたら
バクテリアが定着してないから
pHが高いから
アンモニアが多くなってしまったの
という考えが浮かびますが
飼育歴が長くなってくると
逆なんですよね
心配しなくてはならなかったのは
pH低下(水の酸性化)
長年飼育している場合
バクテリアの繁殖は容易で
バクテリアの働きによってアンモニア(NH3)は
亜硝酸塩(NO2)に変化し、硝酸塩(NO3)まで
スムーズに分解されているからです
そして飼育水は、硝酸塩を蓄積
必然的に酸性になるのですね
酸性が進んだ飼育水のpHは、7以下であることも容易に考察できます
pHが7以下という境界線は
たとえアンモニア(NH3)が存在したとしても
有害のアンモニア(NH3)から無害のアンモ二ウムイオン(NH4)に変化するという
水素イオンの働きの恩恵を受けることができるのです
アンモニア(NH3)を心配する必要がない
過去に記事にしたことがあります
しかし
アンモニウムイオン(NH4)に変化するにはpH/水量あたりの限度があるようで
一定以上には、アンモニウムイオン(NH4)に変えることができず
アンモニア(NH3)はいつまでも有害のアンモニアのまま
という現象に陥ってしまうことも想定されるでしょう
そして、たっぷりいるはずのバクテリアも
pH低下(目安は6以下)で機能激減
酸性に傾いた飼育水では、バクテリアは十分に働いていなかった
という考察にもたどり着きます
飼育歴が長いと蓄積するものとして
もうひとつ
リン酸塩(PO4)



蓄積され続けた硝酸塩(NO3)とリン酸塩(PO4)
を減らすには・・・
硝酸塩(NO3)については
水草などの植物が多少吸収しますので、これからの青水飼育は酸性化を防ぐよい水だと思います
が・・・それも微量であり
飼育水交換
が最善の策だと思います
リン酸塩(PO4)については
バクテリアでは分解する事が出来無い為
こちらも飼育水交換
またまた飼育水交換ですね
夏の大惨事の時
目が白濁してから
白いモヤモヤが大発生するまで
約2日ほど・・・急速に悪化しました
酸性になるにつれ徐々に弱っていた金魚に
追い打ちをかけるように力尽きていくバクテリア
そしてpHがある数値を超えて低下し
一気にバクテリアが死に絶え
亜硝酸塩(NO2)が分解されないまま・・・もしくはそれ以前の有毒のアンモニア(NH3)のまま蓄積されてしまったか
あるいは
金魚達が排出し続けるアンモニア(NH3)が
アンモニウムイオン(NH4)に変化し続け
ある数値を越え、酸性の飼育水でも有害のアンモニア(NH3)が蓄積してしまったか
pH低下(水の酸性化)
それだけが直接の原因というわけではなく
それが引き金となり
有害物質アンモニア(NH3)が増えた
急速に悪化したのは
ある数値という一線を越えてしまったから・・・
そんな流れがあったのでは
と、仮説を立てています
定期的な水換えで、中性付近を維持しているつもりでしたが
容器を丸洗いして
天日干しなんて・・・5年間していないし
よく水槽を見てみると
飼育水に対する匹数も多いし
なにより金魚さんがこの5年間で大きくなってることに
もっと注意しなくてはでした
現在、試験紙を使い
仮説の検証をしはじめています
わが家の飼育水はどーなっているのやら
pH低下を防ぐ工夫をしたらよいのか
pHをあげる工夫をしたらよいのか
仮説は間違いで、ほかの原因があるのか
今日もお疲れ様です
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