守護神の居る空き家の図(=^_^=) | 雑司が谷・南池袋『街猫通信』

雑司が谷・南池袋『街猫通信』

 動物保護 低民度国で在る我が国が
国際社会において恥じることの無いよう
 ―目指そう動物愛護先進国!―

 守護神の居る空き家の図

(=^_^=)

 

 街の猫たちの存在・愛護活動を快く思って居ない皆様。

 皆様は、街の猫たちが、空き家などでのネズミの異常繁殖を防いでくれていることを、理解して居られますか。

 先日、猫やカラスの居なくなった繁華街や空き家でネズミが異常繁殖して居る事が報じられて居ました。今や、本来フクロウなどの猛禽類や狐の役割を猫やカラスが肩代わりする事で、新たな生態系が形成され保たれて居る可能性が有ります。あなた方は迷惑などと負の部分のみを殊更に強調し難癖を付けられますが、猫たちは、斯くの如く人知れず私たちの役に立ってくれているのです。

 猫は古より人類の天敵である鼠の害から、穀物(食料)や織物(絹・毛)・経典(古文書などの文化財)を護って来たことはもとより、鼠を媒介するペスト菌、サルモネラ菌、チフス菌、など数多くの感染症*からも護って来てくれました。言わば猫は『人類の命と財産』を護る、神々の使わしめとして祀られるに値する存在『益獣』なのです。だからこそ、多くの国や地域に流通し受け入れられ共存して来られたのです。

≪*近世、ヨーロッパにおいてペストが猛威を振るった時代、「猫をたくさん飼って居て感染者が少なかった、かの民族が謂れの無い難癖を付けられ迫害を受けた」と云う有名な逸話も有ります。≫ 

 物事は近視眼的視点で思い込むのではなく、鳥瞰図的な視点で俯瞰し客観的判断をする事を心掛けなければ、取り返しのつかない過ちを犯す事に成り兼ねません。