伯母のやさしさ | 蜂谷雅美のブログ

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脳出血で危篤状態になり10日ほど…
昨夜 伯母が亡くなりました。


私には姉と兄(実家を継いでる)がいて
3人でグループLINEで連絡をとります。

伯母が危ないと昨夜 兄から連絡。

母を連れて病院に向かいながら
連絡くれました。



病院の駐車場に着いた時に亡くなり
あと5分、間に合わなかったそうです。

「会わせてやれなかった」と兄。

何て声を掛けてよいか分からず
"ただ悲しい"という気分になりました。


全てを夫に聞いてもらい、
夫が言ってくれたことば。

「数回しか会ったことないけど
優しさの塊のような伯母さん。

お母さんの性格を考えて
亡くなる瞬間を見せなかったのが
伯母さんの優しさなのかも。

その瞬間にいたらもっと何倍のショックに
なるかもしれない。

皆に心の準備期間を作ってくれたのも
伯母さんの優しさ。

泊まり込みで看病する皆の身体を
壊させないように
もう天国に行くことを選んだのも
伯母さんの優しさ。

だと思うよ」と。



おばちゃんの優しい性格が出てる。
ストンと受け入れられました。

ただ悲しみにくれていた
姉兄にもこの言葉を伝えました。

姉兄もそうだよねと納得。

死に対する向き合い方が
変わったというか楽になりました。



数々の死に向き合ってきた夫が
悲しさを受け止めてくれる夫が
頼もしく有り難いなーと思います。

病気のこと、死のことって
分からないから知らないから怖い。

でも知ってる夫に説明してもらうと安心。

かけてくれた言葉も
「グリーフケア」という
遺族に対するケアがあるそうです。